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2004年09月12日

種々雑多・・・司会研修会を終えて(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

9日神奈川・10日長野と、二日続きの司会研修会。
神奈川で研修会を終え、電車に飛び乗り長野へ向かう。夕食もそこそこにホテルで身体を休め、翌朝からまた研修会をこなす。終了後すぐさま電車で帰路を急ぐ。
いつもなら・・・、相当疲れるはずだ。しかし今の私の身体は麻痺しているのだろう。
何せ酷暑の中で地獄のツアーを乗り切ったばかりだから、この程度のスケジュールでは疲れを感じないのだ。

長野の女性司会者のモチベーションの高さは、すばらしいの一言に尽きる。
長野県内の年間死亡人口は18.000~19.000人で、県内の葬祭ホール数が約120。
激戦である。司会者を取り巻く環境に拠るところが大きいのだろうか。今後ますます司会技術に磨きをかけてくれるだろう。

読書の秋と宣言してから2週間が経った。[ FUNET ]の原稿整理や特許出願やセミナーのテキスト作り(13日・14日と東京で開催)の合間を縫って乱読した。「雲南守備兵」「犯人に告ぐ」「虹」「出口のない海」「執行猶予」「4TEEN」「深紅」、どれも面白く今のところハズレなし。ただいつも持ち歩くようにしている「歎異抄」だけは、なかなか味わえなくて困っている(本だけがボロボロになります)。

たまには葬儀の話も。
「還浄」(げんじょうと読みます)について、真宗系のご葬儀では全国至る所で見かけますが、恐らくはお寺様の指導によるものではないでしょうか、「忌中紙・忌中札」の代わりに使われているようです。しかしこれは誤りです。様々な議論を経た後、2001年11月1日発行の本願寺新報(日付については記憶に誤りがあるかもしれません)で既に解決済みの問題です。よくお間違えの葬儀社の方がいらっしゃるようですので、ご注意されたほうがよろしいでしよう(忌中紙・忌中札を使えという意味ではございません)。

10日「葬祭ディレクター試験」が実施されました。
問題を直接見たわけではありませんので不確かな情報ですが、2級の司会で「壮健・驚愕・落胆」、1級の司会で「藍綬褒章」が出題されたとのこと。偶然ですが、どれも弊社のセミナーの課題に入っておりました。受講生の皆さんの良い結果を期待します。

明日・明後日の東京の司会セミナーでは、受講生の課題発表に合わせて加藤が生演奏する予定です。いつもは石川がアシスタントを担当しておりますが、石川は同日岩手県での司会研修講師を担当しますので、今回加藤がアシスタントに付きます。ならば生の演奏でと私が言い出したのですが、果たしてうまくいくでしょうか。研修会では初の試みですので少し心配しております。加藤はやる気満々で、昼休みには「涙そうそう」を弾き語りしたいなどとほざいていますが、主催のユニコムさんが困るのではないかと、私は二重の心配で・・・。
あまり深刻に考えずに、明日の予習をして早く寝ます。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年09月12日 00:52

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