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2004年11月15日

温故知新 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今日[FUNET]の宣材チラシが届いた。
改めて S 氏のデザイン力に感謝 !
いよいよ始まると思うと、気持ちが引き締まった。

好事魔多しと言うが、どうしたわけか右手が、
特に右肘が腫れあがって使えなくなった。
高熱が出て金曜の夜から寝込んだので、
慌てて病院へ行くと、悪い菌がいたずらをしたらしい。
とりあえず抗生物質と点滴で治療。
土日の2日間が通院でほぼ潰れてしまった。
月曜(東京)と火曜(群馬)は連発でセミナーだから身体が心配だ。
摂生に努めなければと肝に銘じる。

ベーシック講座は定員オーバーで数名の方にはお断りを申し上げた。
誠に申し訳ないと思うが、セミナーのクオリティを保つには30名が限界の数字である。
次回12月10日をベーシック講座にして、もう一度開催するので、
何とか都合をつけていただきたいが、何せ葬儀社は予定が立たない。
ご縁に手を合わせるしかない。

「温故知新」・・・古いことを調べて新しい考えを得ることだが、
いつの間にか「温故守旧」にならないように気をつけなければならない。
というのはこの葬儀業界、「温故知新」のようでいて、
その実「温故守旧」だったものが多いと感じているからだ。
なかなか本気で変化に取り組めない体質は、いずれタイタニック現象を起こすだろう。
沈み始めた時には手遅れだ。

10年前、まだユニコムさんでセミナーをやらせていただく前のことだ。
司会表現の「呼吸」について講演をさせていただく機会を何度か得たが、
まったく理解してもらえなかった。
変なことを言う奴、あるいは小難しい事を言う奴と相手にされなかったが、
フューネラルビジネスの創刊で、編集部の一人が、
呼吸の理論に大変強い興味を示してくれた。
新しい考えに賛同してくれたのである。
良き理解者に恵まれ、まさに温故知新の精神で理論展開し、
3年ほど連載をさせていただくと、葬儀司会の空気が変わった。
そして今、多くの受講生がその「呼吸」について学んでくれている。
ありがたいことだ。
心から皆さんに感謝しなければならない。

さて[FUNET]はどうだろうか?
焦らずともその答えはいずれ出る。

まずは今日のベーシック講座が楽しみだ。
30名の方とご縁を共に出来ることに感謝しよう。

因みに体調不調のお陰で、3日間アルコールを抜いたのは今年に入って初めてのことだ。
なかなか出来ることではない。
これも併せて感謝しよう。

人は人 我は我なり とにかくに
     我が行く道を 我は行くなり

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年11月15日 23:28

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