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2004年12月16日

反省会がありました・・・(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年もMCプロデュースとして、司会と接遇の多くの研修会をさせていただいた
葬儀団体の幹部の皆さんとの反省会があった。
その他葬儀スタッフの教育やホール立ち上げに向けたサポートをしている
他社のメンバーも一堂に会した。

「その組織の今年の動向とこれから・・・」というお話を伺い、
それぞれの質疑応答に入った。
幹部の皆さんも、この葬儀業界の生き残りをかけた熱い想いを語ってくださった。
現場や研修会を通して業界に身を置き、葬儀スタッフや遺族の方々と接する中で、
私は何かが大きく変わって行く現在(いま)をひしひしと感じている。
これまでの成功例が上手く行くとは限らない、
そんな大変な、しかし非常にやりがいのある時代が来ている。
多くの旧態依然としたやり方がもうすでに通用しないということを
葬儀社側も私たちスタッフも敏感に感じている。

私自身、今年1年様々な葬儀社様で
スタッフ教育をサポートさせていただいた。
1回1回の研修会のアウトプットは種々様々、
全体には「今ナニをするか」ということも大切だが
それに加えて「これから先、5年後10年後に向けて・・・」
と言う内容もさらに重要であると認識している。
どこの葬儀社様も、良くも悪くも今ある現状は、
過去数年にさかのぼってして来たことの結果の上に立つ。
何かを努力してやって来た会社はそれなりの良い結果を出し、
何も努力せずにやってこなかった会社は
それなりの負の結果の上に立たざるを得ない。
泣いても笑っても過去を変えることは出来ない。

私個人の仕事や生活の中でも同じこと。
過去の失敗の上に立ち(特に子育てでは)「あ~あ・・・」と
反省することも多いが、片や過去数年の自分の努力と苦労、
そして周りの理解と支えの上に充実した今があることも事実だ。
現在、仕事の環境に恵まれ支えあう仲間を持ち、
さらに先を見て歩いて行けることに心から感謝をしたい。
二人の男の子を育てながら仕事を持ち、好きな音楽も続けながら
私が生き生きとしていられるのも、周りの家族と主人のお陰と感謝をしよう。
年を重ねるごとに主人には頭があがらない・・・。
主人が逝ってからでは遅いので、
私はいつも「有難う!ホントウに、あなたのお陰よ!」と、
言葉にして真正面から伝えている!

さて、反省会の後はお楽しみ懇親会。
課長さん行き着けの神田の中華屋さんへ。
2階を貸切、ビールで乾杯。
いつもは仕事の話ばかりの難しい顔の皆さんと(私と)
一気に打ち解け、話が弾んだ。
美味しいお食事と紹興酒。これが又美味!
年中ビールかワイン通の私も思わずこの紹興酒には感激。
皆さんで飲み、小ぶりの壷が3個ほど空っぽになった。
大いにコミュニケーションをとらせていただいた。
最後まで大変お世話になりました、心から感謝申しあげます。

さて、今年もまもなく終ろうとしている。
私の研修会はすべてが終った。
報告書を提出したら、クリスマスの仕事が待っている。
今年の〆は何を歌おうか。
「瞳を閉じて」「アメージンググレース」「涙そうそう」
平井堅もゴスペラーズもオレンジレンジも平原も長渕も・・・。
ああ・・・悩む。
そういえば今年も、いい歌にたくさん出逢えたなあ・・・。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年12月16日 22:55

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