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2004年12月12日

久しぶりの自宅葬です (風邪もひかない 石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

えっ天台宗?・・・パンチ! 
えっ自宅葬?・・・ダブルパンチ!
井手講師の司会研修会によくお越しいただき、アシスタントの私の事もよくご存知で、今回は勉強させていただきますって?
ありゃ、トリプルパンチ!
私にとってやりにくい条件が重なりノックアウトされる寸前です。
天台宗は、昨日のエッセイに書かせて頂いた通り苦手な宗旨。
自宅葬は司会を呼んで頂く需要が少なく、どちらかと言えば不慣れな分野。
研修会に参加されている方は、アナウンス理論を知っており「聞く」力を持っている為、私としては凄く司会がやりにくいのです。
(先方のS葬儀社さんも私に気を遣い指示を出しづらかったでしょうが・・・)

  

故人の笑い声が聞こえてきそうな日常の生活空間だった居間が式場に変わり、
庭に面して焼香所が設けられました。
お清め所では、近所のエプロン姿のお手伝いの方が、炊き出しを振舞われ
ご近所の皆さんが葬儀を出す、と言う感覚なのだそうです。
(ここは、川崎ですよ)

そして、ご乗棺の際の規則的な鐘に合わせての「葬列」は厳かで日本の伝統を感じますね。
自宅葬・・・心温まるいいものです。
簡素化され近代的な葬儀形態が進む中、受け継がれてきた風習が無くなっていくのはとても寂しいです。
改めて自宅葬を見直しました。

  

でも自宅葬は、天候や気候に左右される為、施行する側は本当に大変ですね。
平年より暖かいとは言え、お通夜の時間帯になると急に冷え込み 寒さの為に
マイクを持つ手が震え、声だって思うように出てきません。(言い訳ですね)
いかに普段、恵まれた環境で司会をしているか、身に沁みました。
葬儀社さんは、私の何時間も前から祭壇の施行に取り掛かっている訳で・・・、
体の芯まで冷えきっていることでしょう。
深々と頭が下がる思いでした。



48歳の明るく元気なお母さん!を念頭に「FUNET」から3分ほどのお母さんナレーションをさせていただきました。
S葬儀社の皆さん!何人も見学に来ていただきましたが、私の方が学習させていただいた事の方が多かったような気がします。
ご当家の司会を担当させていただき感謝しています。
ありがとうございました。

さて!!今日は、今年のブライダル司会の仕事納めです。
頑張っちゃいますからっ!


《おまけ》
オバジのことは、聞かないで !

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年12月12日 22:59

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