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2005年01月15日

愛媛県に行ってきました!(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

一昨日、瀬戸内海の小島を望む愛媛県のある葬祭ホールで、
接遇研修会があった。
関連組織の葬儀スタッフが集っての1日研修会である。
立派な葬祭ホールは、明るく広くとても使い易そうだった。
「研修会」と一言で言っても、この日を迎えるまでには
トップの方々の様々なご苦労があったとのお話を伺った。

 

全国的に、葬儀司会でも葬儀接遇でも、
「研修会」という教育の場を与えてもらえる葬儀スタッフは心底幸せである。
葬儀社生き残りの厳しい時代。
建物や祭壇などのハード面も大切だろうが、最終的にはお客様は
「葬儀スタッフ(人)」を見てその葬儀社を判断する。
将来的に生き残るためには、ハード面ばかりではなく、
1日でも早い「人の教育」が求められている。

   

そして葬儀スタッフの教育は、
葬儀社のトップの意識が変わらなければ始まらない。
将来的にどのような葬儀(商品)を提供して行きたいのか、
お客様にはどのようになって欲しいのか、その為にはスタッフが何を学び、
身につける必要があるのか、そして現状はどうなのかという緻密な分析と、
確固とした会社の理念、信念があって初めて、多くのスタッフが後に従う。

業界全体的にも「金儲けだけを目的とした葬儀」
「スタッフはこき使うだけ使って、捨てる」というやりかたをしている以上、
人を育てるなどということは程遠いし、いい人材はやめて行く。
人が育たない葬儀社がある。
私的な感情で物事を図り、双方向のコミュニケーションという手段が
取れないリーダーから、人はどんどん離れて行くだろう。
会社と人の成長は大体が「比例」の法則の上に成り立つようだ。

この葬祭ホ-ルのトップには、理想の葬儀社への「確固とした信念」があった。
小さな想いという火種が少しずつ大きくなり、
理解ある周りのスタッフを巻き込み、
さらに大きなうねりとなって、今回の研修会への運びとなった。
素晴らしいことだ。

世の中のすべてのことは正しくやって行こうとすると時間がかかる。
しかし歩き始めた道のりは、必ずゴールへと向かって行く。
理想の葬儀社を作りあげるためには、大きな決断や様々な障害があるだろう。
人と人とのぶつかり合いも当たり前のように起こるだろう。
しかしめげてはいられない。
多くの悲しみのお客様のために、
ひいては自分達の人生をよりよく生きるために、日々の仕事が待っている。

会社でお茶をすすりながら、
依頼の電話を待っていれば仕事(葬儀)が入る時代は、終わった。
そして、立派なホールを建てさえすれば、大きな祭壇さえあれば、
という流れもいずれは終わって行くだろう。
お客様は、
「あたたかいやさしさにあふれた、ゆっくりと涙が流せる静かな葬儀」
を提供してくれる「葬儀社、葬儀スタッフ」を心底求めている。

瀬戸内海を望む静かな港町の葬祭ホールで、
それに対応するべく人材教育とその改革が始まった。
1日でも早くお客様に喜んでいただける葬祭ホールにするべく
私も講師として共に、より具体的なサポートをさせていただくつもりだ。
愛媛の皆さん、頑張るのはこれからです!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年01月15日 22:27

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