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2005年02月14日

如月日記 ~帰って参りました~ (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日無事に手術を終え、退院いたしました。
皆様には、ご心配をいただき心から感謝いたします。
3月の研修会には元気な姿で伺います。
どうぞご安心ください!

上京して早○○年。(年がばれるので言いたくない)
何故か私はいつも一生懸命でした。
何故か走らずにはいられなくて、人の2倍は走って来ました。
(自分で言うのですから本当です)
無我夢中というのでしょうか?
私はナニモノ? 
何の為にこの世に生まれ、何をする為に今ここにいるの? 
という素朴な疑問を解明する為に、頑張って来たような気がします。
そして頑張って来たからこそ、今の私があるということも確かです。

私はどちらかと言えばいつも、将来のビジョンを描きながら生きています。
いつも私の中では、近い将来の仕事や家族など「こうなりたい」
という行動を想像して、その通りになるよう計画を立て実践して行きます。
MCプロでの現在も、6~7年前からそんなビジョンを掲げてやってきました。
そしてまだまだ後から後から将来のイメージは湧いてきています。

しかしながら、今回の「病気・入院・手術」というビジョンは、
その中には無かったことです。
人は自分の病気は大したことが無いように振舞います。
実際に他の大きな病気と比べたら、私の手術なんて
あっという間の出来事でしたが、本人にとっては結構辛い体験でした。
手術だって怖いし、なるべくその現実から逃避して、
大したことは無いと思いたい気持ちも今となってはよく分かります。
入院生活も楽しいものではありませんでした。
今まで生きてきた中で初めて、自分の頭で考えることに、
体が着いて行かない辛い現実を体験しました。
そしてさらにこれからよりよい仕事を成して行くベースに
「健康は無くてはならないもの」ということにも改めて気付かされました。

これからの葬祭業界は、
どんどん有能な女性スタッフがリーダーとして活躍して行くでしょう。
年齢的にも30代から40代を中心に、
さらにその「経験という花」を50代で十分に咲かせることの出来る仕事です。
そんな女性達が、自分の健康と仕事のバランスをとりながら、
十分に自分の能力を発揮できる業界にしていきたい
ということも強く感じています。
私はこれからも葬儀の仕事に関わりながら、その現場でもまれながら、
世の中を知り、人を知り、他の世界では得がたい多くのことを体験しながら、
成熟した人間に育って行きたいと思っています。

これまでの○○年、
走って走って来た私が今少し立ち止まって、色んなことを考えています。
そんなことを含め、今回の入院で体験したことを
「如月日記」という形で書かせていただきます。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年02月14日 03:47

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