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2005年03月12日

京都と新潟へ行きました。(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

京都へ研修に行ってきたのですが、今回は私自身が研修を受けてきましたドス。
京都弁飛び交う中での研修は違和感もありましたが、雅な感じもしたドスエ。
(オオキニ、わっはは)
私の母は京都出身なのですが、私は京都弁には馴染めませんドス。

今度こそ本願寺の聞法会館かなと期待していましたが、二条の方の学院でした。
ここは田中氏のノーベル賞で日本中が湧いた、島津製作所が近くにあります。
(田中氏もここに勤務されているとか)
『折角の土日で京都まで行くのだから』と、例によって家内が言い出し、
家族4人で出かけさせられました。
私以外の3人はもちろんただの京都観光旅行です。
新幹線のグリーン車に家族で乗って贅沢をし、2日間タクシーで観光三昧。
私はひとりお勉強に励みましたが・・・。

今回は、「真宗理論」と「おつとめ」と「伝道」。
「真宗理論」はともかく、「おつとめ」は主に声明、「伝道」は聴聞ですが、
何せ法話の実演試験が思っていた以上に難関です。
通夜の席で導師の法話にケチをつけるくせに、
いざ自分がやるとなるとあれやこれや考えてしまい、
受けばかりを狙いそうで、はてどうしたものかと悩んでおります。
私自身の愚かさをどう引き出せるか?
凡夫の自分を曝け出すのは簡単だと思っていたのですが、
信心が足りないようで、参りました。


新潟は司会講師として伺いました。
3ヶ月ほど前にも司会研修をやらせていただいて、
そのフォローアップが目的だったのですが、
レッスンを積んだ人はそれなりに上達していたのが嬉しい限りです。
何せ一週間ほど前に発表課題をいくつか出して、当日までに練習をしてもらい、
ナレーション作成もオリジナルに挑戦してもらいました。
何人かは、もう人前で司会経験を積むレベルになっています。
後は実践で・・・また何かが見えてくるでしょう。
10回のレッスンよりも、1回の本番の方が疲れます。
頑張ってもらいたいですね。


ノーベル賞に因んだ話を・・・。
平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイ副環境相が
心を動かされたという日本語「もったいない」。
朝日の社説なんかでも取り上げられクローズアップされていますが、
海外で使われるようになった日本語として「つなみ」「カラオケ」・・・。
いやいや、まだまだありますよ。
「スキヤキ」「げいしゃ」「ふじやま」「さむらい」「はらきり」「てんぷら」・・・。

ただ、「もったいない」という言葉は素晴らしく良い言葉だと思います。
漢字で書けば「勿体無い」あるいは「物体無い」。
この「体」は命という意味でしょうから、「物の命が無い」と書くわけです。
まだまだ命有る物を、無駄にして捨てることを惜しむのが「もったいない」。
ようやく世界に誇れる日本語が登場したと・・・。
(大袈裟ですいません)
ついでに「見っとも無い」と「ハシタナイ」と「身もふたもない」も、
是非流行らして欲しい日本語ですね。

今日からMCライブラリに、接遇の学習素材をアップしています。
まだ少しですが、これからデータを整理して次々と閲覧出来るようにします。
必要なお経も少しずつ打ち込んでいますので、近いうちに掲載できるでしょう。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年03月12日 03:26

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