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2005年04月19日

同じ新郎新婦の婚礼司会を一日に二度!(藤田 順子)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

桜の花が満開を迎えた4月初め。
お昼の時間に始まったご披露宴。
新郎が41歳、新婦が39歳。
久しぶりに同年代の新郎新婦の担当です。

一年前に入籍を済ませ、新生活をスタートしているお2人。
宴内人前式を和装で挙げ、角隠しを外してからご披露宴に入り、
お色直し入場後フレッシュケーキヘご入刀といった進行。
親御さまへ新婦からの感動的なお手紙を添え、
花束贈呈でお開きとなる落ち着いた雰囲気のシンプルな内容でした。

お開き後「本当におめでとうございます。どうぞ末永くお幸せに!」
とご挨拶をして、仕事を終えるのが一般的な司会ですが、
今日は違っていました。
「お疲れ様でした。第2部もよろしくお願いします。」
と挨拶をして、一時間程の休憩に出ました。

ご自分達以外の全員を入れ替え、2次会ではなく、
きちんとしたご披露宴を2回行いたいというのが、新郎新婦のご希望でした。

第一部は会社の目上の方とご親戚が中心、親御様も出席してのご披露宴でした。
第二部はお2人の出会いのキッカケとなったテニスクラブの仲間達や
スキー・スノーボード等共通の趣味を持つ仲間と会社の同僚達。
第一部に比べると新郎新婦もリラックスして
楽しめるであろうことは直ぐに分かりました。

いよいよ夕方、第2部開宴の時間。
人前式は割愛し、第一部にて無事済ませたご報告を入れての
紹介から始まりました。
それからの内容には大差は無いものでしたが、
やはり第一部とは全く雰囲気の違うものでした。

最初にこの仕事をいただいた時は
「何故2回???一度ですむことを2回やることで、
金額的にもお高くなるのに、どうしてでしょう?」
と思いましたが、実際2回続けてやってみると、
それはそれで良いものと思えました。
第2部も無事終了した後のお2人の満足そうな笑顔を見て、
心からそう思えました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年04月19日 17:43

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