ＭＣプロデュース

病院の待合室で呼ばれる時も、いつも「げんさん～」「はじめさん～」
産婦人科で、そう呼ばれた時には焦った、焦った。
皆の視線が一斉に集まる中、
「私の名前は、もっ・・もとと読みます。」
と大声で訂正をした事もあった。（私は、Mr.レディーかい！）

司会に行っても
「あれ？あなた今日の司会者さん？男性じゃなかったんだ。」
と言われるのは、もう慣れっ子。（発注司会が男女どちらでもの場合）
皮肉って「男性の司会者がお好みですか？」と言いたくなる事もある。

成人してからは、あまり気にしなくなったが、
子供の頃はどれだけ親を恨んだ事か。
そもそも何で？こんな変な名前が付けられたのでしょう。
遠い昔・・産婦人科の先生が・・・
私がお腹に居る時に生まれてくるのは、男だと断言したからっ！！
（余計な事を言ってくれたものだ）
今では、超音波によりお腹に居る赤ちゃんが男か女か？
分かる時代になったけれど、私が生まれる頃は、
きっとそんな物は無く先生の感でしょう。（・・・多分）
なのに、私の両親は、荒木に合う男の子の名前を霊媒師？だか占い師？
（当時の有名な方）に頼んで、「元」（げん）と命名してもらったのだそうだ。
（荒木は旧姓です）
そりゃ結構！！
結構じゃないよ～生まれてきたのは、女だったんだからさぁ～。
画数が良いからって、読み方の「げん」を「もと」に変えただけでしょ！
（紛らわしい）

最近の人気名前ランキングは、
＜男の子＞　　　　　　　　　　　　　＜女の子＞
１・蓮　　　　　　　　　　　　　　　　　 １・さくら
２・颯太　　　　　　　　　　　　　　　　２・美咲
３・翔太　　　　　　　　　　　　　　　　３・凛
だそうです。（かわいいですね）

司会の仕事をしていると、
「芸名ですか？」と聞かれる事もあるけれど
まさか！元なんて変な名前をわざわざ芸名にするはずが無い。
芸名なら、石川亜沙美か石川セリ（ムーンライト・サーファーかい！古っ）
にしますわ。

まあ、インパクトのある名前という面では、
少し得をしている気もしますし、占いを信じる訳ではありませんが、
名前のお陰で運よくここまで歳を得る事が出来たと思わなくも無いけれど。
両親のお陰かな・・・。

でも、子供に命名する場合は、くれぐれもよく考えて。
紛らわしい名前は子供が苦労しますからね。

もう一回言っておきましょう！私の名前は、「もと」ですからっ！


＜井手の割り込み＞
我が家のもうすぐ2歳になる天使は、「ここあ」と言いますが、
この名前がどうも紛らわしくて・・・。
先日バギーに乗せてコンビにまで涼みに行きました。
すると近所のお婆ちゃんが、
「あらいいわねえ、お父さんとお出かけ、コーヒーちゃん！」
？？？
何となくこのお婆ちゃんの思考回路が理解できました。