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2005年05月17日

習い事 (関谷 京子)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

前々から何か外へ目を向けた習い事をしたいと思っていた。
なぜならば、私の趣味といったら、水彩画をたまに描くことや、
読書や(これは、最近何故か億劫でとんとご無沙汰である)音楽鑑賞など
家で一人ですることばかりだからだ。

ある日、某有名カルチャーセンターのチラシが入っていたから、
あれかこれかと探してみた。
私はバレエが習いたかったが、何せプールの中で歩くだけでも
医者から禁止されているので、やむなく断念。
次に興味のあるヨガも、今は機能的体調上出来ない。
出来ないづくしだ。

そこへ、ふと目に止まったのがパソコンだ。
私は全くのパソコン音痴で、最低限の事しか出来ない。
私の夫はエンジニアで、パソコンをおちゃのこさいさい、
文房具を扱うように使う。
壊れたら何も見ないで、あーかこーかと思いながら
直す課程が楽しいのだという。
まさか、そこまでとは言わずとも、もっと色んな事が出来るようになり、
少々困った事に陥っても、自分で何とか出来るようになりたいと思い、
思い立ったが吉日とばかり早速電話をして資料を取り寄せた。
そして説明会に先日行ってきた。

ふむふむ、個別レッスンだし、なかなか雰囲気も良さそうじゃぁないか・・・
と、だいぶ話が盛り上がってきたところで、料金体制の事を聞いてみた。
すると、な、なんと分割でも月々数万円から、
一括だと50万円近いお金を最初のレッスン時に、
耳をそろえて持ってきてくれ、という。
私は仰天してしまった。
お月謝制か、数回でいくら、という制度かとてっきり思い込んでいたのだ。
それを聞くなり、払えるわけもないし、
「とーんでもない!夫にどやされる」
と体よくお断りし、スゴスゴ帰ってきた。
そんなだったら、公民館で一回2・3千円で何かあるかもしれないし・・・。
もし、途中で体調の事で行けなくなっても、やっぱり合わないと思っても、
50万円も払い続けなければならないなんて、無謀すぎる賭けだし、
何だか、儲け主義なところがかいま見えて、一気に熱が冷めた。
それにしてもあの満員の生徒さん達は、
皆そんな大金をつぎ込んでるのかという事のほうにビックリした。

しかし趣味も、自然と心が向けばいいが、何かないかしら・・・
などと思って探すとなると、大変難しいものだ。
そんなこんなで、パソコンは「ねぇねぇ」と甘え声で
少しずつ旦那さんに習うことにした。
あぁ、外との交流が欲しい。
そうしたら新鮮な世界がドーンと開けるかも知れないじゃぁないか。
・・・と日々考える今日この頃だ。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年05月17日 19:21

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