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2005年05月05日

私の息抜き!(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

息抜きその1「温泉」

最近、東京にもあちらこちらに温泉ができた。
お台場、後楽園、豊島園・・・。
2~3ヶ月に一度、リフレッシュを目的に都会の温泉に行く。
思えば4~5年前、子育てに一段落ついた頃、
初めて一人で温泉に行き、その快適さにはまった。
「一人」というのがいい。
誰と話すわけでも無い、気を使わない心地よさ。
「ぼお~っ」と何も考えないということがイイ。

私がよく行く温泉は家からそれ程遠くなく、学生時代に住んでいた街にある。
その日は朝から夕食の支度を整えてソソクサと出かける。
バスと電車を乗り継ぎ10時のオープンにはそこに入る。
まずカウンターでマッサージを予約。
そして真っ直ぐに温泉へ。
ゆっくりと2時間は、露天風呂、内風呂、ミストサウナ、
フィンランドサウナ、水風呂、ぬるいお風呂・・・。
露天にある一人用の信楽焼きのお風呂が私のお気に入りだ。
目の前に広がる木々の緑と一体化して行く。
風に吹かれながら身体中のチカラが抜けて行く。
心のチカラも抜けて行く。
仕事のことも家庭のことも忘れて行く、いい意味での心地よさ!
「ああ、たまらない快感!」
私も自然の一部なんだと感じる究極の瞬間だ。
心身のコリがほぐれて「足裏&肩・背中40分マッサージコース」へ。
刃金のような肩コリがほぐれて行く・・・。
お昼の食事処にも女性一人で来ている人が目立つ。
私の友人は「一人で寂しくない?」と言うが、
私の場合「一人で居ることの心地良さ」がたまらなく幸せなのだ。
今年に入ってからはまだ一度も行っていない。
5月、6月の忙しさを乗り切るために、GWがあけたら時間を作ろう!


息抜きその2「本屋の立ち読み」

   

父が本好きで、小さい頃の思い出には父との本屋めぐりがある。
デール・カーネギーも、松下幸之助も、中村天風も・・・
父の書斎で出会った本だ。
最近の父の書棚には、デューク更家のウォーキング本、日野原重明、
遺書の書き方、太極拳、気功・・・等、種々雑多色々あって、
実家に帰ると必ず書棚をチェックする。
かくいう私も本屋めぐりが大好きだ。
最近は、新宿にできた「JUNKUDO」が気に入っている。
旧三越の7階8階全部が本屋さん。
初めて行ったときには「図書館のよう・・・」と感動して
思わず写真をとらせてもらった。
どこから立ち読みの手をつけようか迷う。
専門書もかなり多い。
疲れたら椅子で座り読み。
いつも時間切れでゆっくり出来ない。
そして思わず買ってしまう・・・。


息抜きその3「庭いじり」

  

我が家の「猫の額」ほどの庭に植える花と緑たち。
子供達が小さい頃は手伝ってもらいながら、毎年2回は季節の花を植えた。
今は時間がなくて、もっぱら地植えの植物が専門だ。
忙しいと、苗を植えたことすら忘れてしまったりするが・・・。
土や緑をいじることはストレスの解消になる。
気がつくと花たちは葉や蕾をたくさんつけて、
季節が巡るということを私に教えてくれる。
春はみごとに様々な花達が咲いてくれる。
ローズマリー、アップルミント。
黄色いカロライナジャスミンがそろそろ終わりを迎え、
ユリオプスデイジーとバラの季節。
「なにわのいばら」の可憐な白がまぶしく咲いている。
食卓のグラスに生けてみた。

   

私にとってホッと一息つく、ゆるやかな時間である。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年05月05日 10:19

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