ＭＣプロデュース

私の講座は、私自身の性格・キャラがモロにでます。
また隠すつもりもありませんし、カッコつける気がないので、
いつも本音トークの連発。（これが時として物議を醸すのですが・・・）
他のアカデミックなシンポジウムに慣れている人にとっては、
多少驚かれたかもしれません。
終わって思うのは、私は伝えたいことを私自身の言葉で表現しているのです。
本人に講師の自覚があまりないのかもしれません。
（おそらく一番楽しんでいるのは、私です）



更に懺悔をすると、他の講習でもそうなのですが、
テキストを大切にする感覚を持ち合わせていないのです。
年間に70日ほど各地の講習会に呼んでいただいていますが、
ほとんど見ませんし、お話したいことはテキスト以外のことの方が多く、
スタート地点とゴールだけを決めて、後はその日の風任せ。
学校の授業のようなやり方が嫌いですし、性に合いません。

実は、地方へ行ったときは、帰りの空港か、または駅にほとんど捨てています。
終了後に、受講生にテキストを差し上げることも多いですよ、
何しろ私のテキストは［まっさら］ですから。
必要なのは、私自身が残したメモと受講生の名簿だけ。
一応今回のテキストは工場長が資料として持ち帰りましたが・・・。



2時間という時間は短くて、伝えたいことがまだまだ沢山ありました。
かなり早口で時間を稼いだつもりですが・・・
それでも、こればかりは致し方ありません。
参加された皆様、説明不足の面は、どうかご容赦くださいませ。

さて気になるのは、【ＦＵＮＥＴ】の評判。
体験コーナーへ立ち寄ってくださった方は、
パソコンを弄ってみて、そのソフトの便利さに驚かれていました。
特にナレーション作成にかかる時間の短さと、その原稿の多彩さ。
（思いっきり手前味噌でスミマセン）
それから音声ライブラリの評価も高かったですね。
追悼文は、その出来上がりには驚愕されていましたが、
遺族からの取材というハードルにスタッフのモチベーションが続くかどうか、
そのあたりを気にされている経営者もいらっしゃいました。
しかし「喜んでもらえる」「感謝される」という実体験が、
スタッフのやる気を支えるのではないかと、私は期待します。



パソコンの数に限りがありましたので、
順番を待ちながら他人の様子を後ろから眺めている人もいました。
やはり配布用の［ＦＵＮＥＴ説明ＣＤ］を用意しといて正解でした。
全部で２５０セットほど配らせていただきましたが、
持ち帰られて、どんな感想を持っていただけるのか楽しみです。

新商品の【葬送ＢＧＭ】と【司会ＣＤ】もいろいろと質問されました。
かなり興味を持ってくださっている方が多く、ありがたいことです。
そもそも関谷君の楽曲は、５年前ならまず無理です。
セレモニーと音楽の融合という意識が浸透していませんでしたから。
やっと演出ツールとして確かなニーズが存在するまでになりました。

そういう意味では、業界のＩＴの遅れは致命的かも。
ＩＴはインフォメーション・テクノロジーの略ではなく、
「いいよ・とっても」の頭文字だと思ってください。
あるいは、
「いつでも・たすかる」「いいさ・たしかに」「いま・たいせつ」
まだまだ出ますよ。
「いそいで・つかおう」「いくら・たかくても」「井手は・天才」
どれでも好きなの使ってください。
（ホント、馬鹿でしょ！）

私は、勝ち組とか、生き残りとかのお題目が好きではないのですが、
そんな仰々しいこと言わなくても、これからの時代、
企業がＩＴ無くして果たしてやっていけるのでしょうか。
例えるなら「うちの会社には、電話がありません」というようなものですよ。
しかもＩＴを使いこなすのに大切なのは、アナログ感覚です。
どうもいろいろと誤解されているように思うのですが・・・。
食わず嫌い・・・という感じでしょうか。
食わなきゃ、分からんでしょ！

それから多くの方とお会いできました。
いつも地方などでお世話になっている方ばかりです。
皆さんの勉強熱心さと、情報収集の熱意にこちらが刺激されました。
こっちも負けずに明日からまた頑張ります。

さて今日はゆっくり寝るとしましょう。


＜井手の割り込み＞

おやすみなさい。（zzz）
羊が・・・