« CD完成品が我が家に届く(関谷 京子) | メイン | フューネラルビジネス・フェア!(井手一男) »

2005年06月12日

この間の研修日記報告 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

お勤めと声明の実技試験で左膝を痛めたみたいで・・・
私が修行不足だからいけないんです。
正座すると、体重の重みがもろに掛かります。
太りすぎた自分が悪いのです。
いやあ参った参った!

ところで随分と、研修会後の報告レポートが溜まっています。
一気に処理をいたしましょう。

まずは、4月と5月の2ヶ月に渡って、東京都内のある葬儀社様に
連続8回の司会実技研修会をさせていただきました。
葬儀司会の取り組み方の意識改革。
徹底した基礎練習によるステップアップとブラッシュアップ。
更には、司会の実務から間口を広げて(いつものことですが)
様々な宗教儀礼と司会アナウンス言葉の連動・・・具体的には、
宗派別の開式や閉式のタイミングとお経・作法の関係、
現場施行報告書などによるデータ活用術等々・・・多岐に渡った。
当然全宗派のお経本もご紹介させていただき、今後はそれらを購入して
大いにご活用してくださるだろう。

何より嬉しかったのは、会社を上げて真剣に取り組まれているから、
毎朝の朝礼時に、右脳トレーニング2分、左脳トレーニング5分を
取り入れられていたことだ。
(電話業務にもかなりの効果を発揮するだろう)
お陰で参加者の滑舌レベルが驚異的に上がり、全体の司会レベルが
こちらの予想以上に上達してくれた。
個人単位ではなく、社を上げての取り組みが功を奏したのだろう。
ベテランも新人も(むしろ新人の方が上手いが)レベルに格差がなくなり、
司会を担当する人によってバラついていた司会実務の安定した供給が見込める。
一人の傑出した人材も必要だが、チーム全体としてのレベルアップは、
間違いなく会社のためになるだろう。
今後の更なるご活躍をお祈りしたい。

次に、島根県へと飛んだ。
男女半々の20名弱のご参加であった。[よー来てごしなはったのー!]
毎年声を掛けていただいているが、女性の参加が増えつつあるようだ。
研修会場は【島根ワイナリー】の会議室。



(よかとこよ、ここは・・・これは九州弁です)
出雲大社からも近いらしく、県内の観光地としては2番目の集客数だとか。
今度は家族連れで行きたいと思うほど、落ち着ける場所であった。
やっぱり関東とは、太陽の照り具合が違う。
古代ロマンが偲ばれますなあ・・・。

さて研修の方は、プロの女性司会者も何人か混じって、
いささか幅広いテーマになった感も否めないが、
初心者レベルの参加者にとっては、いい刺激にもなっただろう。
また、得度されている参加者がいて、私は羨ましくて仕方なかった。
(その法名ちょうだい!)
更には、事務局の女性が(聞いた話ですが)、
NHKのど自慢グランドチャンピオンだというではないか!
これは是非、弊社の加藤とカラオケ大会を企画せねばなるまい。

それからいつもご参加くださっている、
司会者などの派遣会社、卑弥呼企画の社長様と前日お話をさせていただいた。
(もちろん、アルコール抜き・・・ではない・・・当然たい)
言い忘れたことがある・・・卑弥呼は、いや邪馬台国は九州ですから(残念!)
司会に対するスタンスの取り方などの意見は一致しても、
これだけは、譲れませんから。(笑)
ところで出雲の「じゃんけんポン!」は・・・[やっきっき!]だって。
そんなことはどうでもいいか。

そして私は大阪へと・・・。
暑かった。[ほんまかいな、そうかいな]
確か30度を超えていた。[なんでやねん]
研修はいつも通りであったが、小憩の煙草タイムに
参加者から面白い質問をいただいた。
彼が言うには「真宗は即身成仏だから・・・」
煙草を落としそうになった。
質問以前に認識が間違っている。
新人だから仕方ないかもしれないが、同様の誤った認識がまかり通っている。
「即身成仏」は真言宗です。
その意味も、ここではいちいち説明しませんが、(研修会に出てください)
字面から受けるイメージとは大きく異なりますよ。
ついでに言えば、「一切皆成」は最澄が提唱しました(天台宗)。
これらの言葉が世の中に登場するのは、平安時代ですよ。
難しく言えば、大乗菩薩僧養成を目的とし、大乗利他の精神を全うすべく
宗派を創立したときの仏教的テーマではあるでしょう。(詳細省く)
それに真宗が世の中に登場するのは、鎌倉時代を待たねばなりませんしね。

まあでも良かったです。
やはり受講生とは積極的にコミュニケーションを取った方がいいですね。
僕は全然怖くないのに、厳しいと恐れられているのは、どうしてだろう?
皆さーん誤解ですよ、私の渾名は「か弱い羊です」
(羊の仮面は被っています)
[ほな、さいなら!]

そして今度は、長野へ[行ってくるじー]。
女性ばかりの参加者[だじ]。
講師の私一人が、黒一点でした。(白髪が増えたので黒白一点にしましょうか)
レベルも中級に設定し、実践的なテキストをご用意させていただいたが、
「上手い!」
殆どの方と数回は研修会でお会いしているが、(その度に上手くなる)
欲を言えば基本の甘さは残るものの・・・読みだけなら
プロにも引けを取らない参加者が3人はいた。(耳が良いのでしょう)
私が葬儀社の社長なら、間違いなくヘッドハンティングだ。
長野では、遺骨降壇のオリジナルナレーションを数点、
今回の実践用テキストに提供させていただいたが、
これだけ上手ければ、惜しくない[かやあ]。
彼女たちの司会業務だけなら、近隣他社を圧倒するだろう。
(ついでに・・・FUNETの原稿もとてもいいのですよ)

ざーと私の研修日記報告をさせていただいたが、
今度は【フューネラルビジネス・フェア】である。
もう何年お世話になっているのだろうか。(恒例のようになってしまった。)
6月15日・16日・・・何かが起こる!
(いや、特に何も起こりませんが・・・)
15日は加藤、16日は私。(加藤の講座もよろしくね)
司会のレジュメには、新作30品ほどFUNETから提供してある。
はっきり言って2時間で終わる内容ではない。
遠くからわざわざ来てくださる参加者に、少しでもご満足いただきたいので、
惜しまずに提供したいのだ。(資料的要素が強くなるのはご勘弁を)
司会派遣会社にとっては貴重な資料となるだろう。

ところが今日、会場図を見てビックラこいた。
250人位入る広い会場になっている。
確かに昨年は2講座やらせていただいて、
250人を超える方がご参加くださったからだろうか?
ユニコムさん甘い。(取らぬ狸の・・・)
自分の見込みでは、150人も集まればいい方だ。
全国を飛び回っているので、私には希少価値がありませーん。(正直)

そういえば、弊社の某石川という者が、つまらない噂を耳にしてきた。
私は全く信用していないが、どこかの占い師だか何だかが、
6月の15・16日前後に、東京で震度7程度の大地震が起きると占ったらしい。
それはきっとユニコムさんのライバルだあー、と言っといた。
世間を騒がせたい奴はどこにでもいるものだ。
某石川という者の、おばちゃん感覚に付いていけない私である。
(ヨン様の話までは付き合えるが)

ではまた。
南無阿弥陀仏!

(注)文中の[ ]内は、その地域の方言です。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年06月12日 11:47

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/538

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.