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2005年09月27日
横浜の<みなとみらい>には高級ホテルが立ち並び、 ここ半月型の人目を引くホテルは、老若男女を問わず大変人気があるようです。 今日は、このホテルのブライダル司会を担当させていただきますが、 服装・立ち居振る舞い・行儀・言葉使いはきちんとしていて当たり前、 常にニコニコと・・・(^.^) 本番同様、打ち合わせでも気を遣う 業者にも厳しいホテルです。
ホテルの造りは、レストランのような開放感を取り入れた事により 明るさ・親しみやすさ◎。 例えば、立派なエントランスから下を見下ろせば、そこにはチャペルがあり、 吹き抜けになっているので、誰もがお式を見学出来るようになっています。 観光客も思わず出くわした結婚式に惜しみない拍手を贈ります。 (築地本願寺の仏式結婚式もそうでしたね)
また立地条件が良く景色が綺麗な事もあり、レストラン風に作られた 披露宴会場は、窓を開ければテラスから心地いい潮風が吹き抜ける。 進行に余裕があれば、テラスに出で<みなとみらい>の街並みをバックに 新郎・新婦との撮影会も開かれます。 まるで、レストランウエディングだ。 この開放感に加えて、ホテルのネームバリューもあり人気があるのも頷けます。 イブニングウエディングだったので、大観覧車のネオンも綺麗な背景でした。
葬儀会場も近い将来は、海の見えるガラス張りの会館で、 自然の安らぎの中やさしい気持ちで、大切な人を送るひと時を・・・ なんてキャッチの葬儀が増えてくるかもしれませんね。
そして、会場に伴い司会者の進行技術も一昔前に比べると、 随分レベルアップしたと思います。 ブライダル情報誌「ゼクシィー」のお陰で、新郎・新婦が ありきたりの進行内容では納得しなくなってきている場合も多いのです。 この情報誌には、 「こんな演出が良かったです。」とか 「こんなのやってみたら?」とか、 断片的に写真と説明書きがされています。 2人は、その切り抜きを持ってきて 「是非、こんな事をやってみたい。」と言われるのですが・・・(これが難)
司会者の話術とスタッフの能力と時間の兼ね合いが上手くミックスしなければ、いくらいい演出でも成功しません。 (リハーサルが無くぶっつけ本番ですからね) 断片的な演出を想像するのは簡単ですが、 その前後の持っていき方や参列者の反応まで気にしながら、 いろいろな場合を想定しての打ち合わせをしていくのです。
例えば「サプライズ」と言って、進行内容を秘密にして当日、驚かせる! 驚かされるのは、新郎だったり新婦だったり家族や参列者の個人だったり・・・。 こんなのも演出のひとつです。 (驚かせると言っても感動の嬉しい悲鳴のほうですが) 聞くところによると、私の友人司会者もサプライズされたとか。 司会者もおちおちしては居られません。
冠婚葬祭・・・主催者側の意向も随分変りつつあるように思います。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年09月27日 10:24
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