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2005年09月10日

新潟司会研修会[ステップ1]終了しました。(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

司会研修会を終えて新潟から帰宅しました。
いよいよ9月の研修会がスタートし、今月は残り5本。
それなりに忙しくなりそうです。


(広い会場でした)

今回は25名のご参加で、次回11月には[ステップ2]が開催されます。
最近の傾向としては、司会研修会を一度きりで終わらずに、
ステップ1・ステップ2とステップアップする方式で、
なるべく同じ受講者が連続して参加するタイプが多くなりました。
一度目の[ステップ1]で基礎をみっちりとやり、相当期間の実務を経て
[ステップ2]に臨むと継続的な効果が現れて良いようです。

 

それにしても今回の新潟のテキストには驚きました。
メインの60ページ程のテキストが、全編フルカラー印刷で、
原本をお送りしたこちらがビックリ。
受講生にとっては大変見やすく、また資料としても充分な価値があります。
事務局の熱意が伝わりました。(感謝)



面白かったのは佐渡の風習。
葬儀の際に、ご焼香を終えられた参列者に「力むすび」と称する
所謂(いわゆる)おにぎりを配るらしいのです。
ただ最近の若い方や、本土から弔問に見えられる方にとっては、
何のことかわからず<???>となるとか。(そりぁそうでしょうねえ)
またある地域では、最近まで「あんパン」を配る風習もあったとか。
恐らくこれは、砂糖などの甘いものが贅沢だった時代に
「葬式饅頭」を配っていたものが、時代の移り変わりの中で
「あんパン」に変化していったのではないでしょうか。
それにしても地方には興味深い習俗・風習が沢山残っていますね。

都市部を離れた田舎で多いのが、お寺さんの相互扶助システム。
寺院数とそのエリア内の人口の比率が崩れているため、
檀家の葬儀施行だけでは充分には食べて行けず、
同じ宗派であれば・・・時には違う宗派でも・・・
一つのご葬儀が発生したら、脇僧としてお互いに声を掛け合い、
お布施収入の安定確保を目指しているようです。
この現実は、僧侶が葬儀に集(たか)っているようで余り好きではないのですが、
地方に行けば行くほど、頻繁に耳にするお話ですね。
この新潟でも似たようなお話があり残念でした。

先日の読売世論調査・・・
神仏に「すがりたい」54%(面接方式)
国民の4人に3人が特定の宗教を信じておらず、
宗教を大切だと思わない人も多数派を占めているが、
「神や仏にすがりたい」と思ったことがある人は過半数に上る。

現代の宗教に関する日本人の意識が明らかになりました。
(以下具体的な質問)
「何か宗教を信じているか」と聞いたところ、
「信じている」23%
「信じていない」は75%
「宗教は大切であると思うか」でも、
「大切」35%に対し、
「そうは思わない」60%だった。
 一方で、「神や仏にすがりたいと思ったことがある」は
「ある」54%に達し、
「ない」44%を上回った。
宗教を「信じていない」人の中でも「すがりたい」は47%だった。

宗教を信じてはいないけれど、神仏にはすがりたい・・・これが現実。
皆さんはどう思われますか。

<井手の割り込み>
既に来年の6月中旬から8月上旬までのスケジュールが埋まりそうだ。(ひぇー)
鬼が笑うかもしれない、ナンノナンノ、鬼が笑おうが仏様が笑おうが・・・
生きていれば必ず行きます。
でも死んだらゴメンね!
(そん時は許してちょんまげ)

最後は爽やかに夏の終わりを締めくくりましょう。
<FUNET夏のプロローグより一部だけ抜粋>・・・これ試聴できますよ。

青空を見上げれば・・・
幼い日の夏に切り取られた
思い出のワンシーンが
今も色褪せずに
残っています。





(1歳の頃の息子と、手だけが写っているのが太る前の私です)

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年09月10日 13:26

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