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2005年10月09日

年に一回、私がミーハーになる日(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

我が家の長男が通う高校は、私の青春時代には
野口五郎さんやサッカーの松木安太郎さんなどを輩出した、
そういう意味でちょっと有名な学校だ。
年に一回ある体育祭は、八王子にある提携高校の巨大な運動場で行なわれる。
体育系の優秀な生徒もいるこの高校の体育大会は、それはそれは見事な行事だ。
青春真っ盛りの子供たちが、真剣に真っ直ぐな気持ちで
競技に臨む姿には心から感動する。



我が長男も2年生。
なんだかんだ言いながらも、高校生活を本当にエンジョイしている様子だ。
今、引きこもりとか、登校拒否などという子供たちも多いが、
息子はとりあえずは、朝元気に起きて朝食を食べ
「行ってきま~す」と学校へ出かけて行く、そして
「ただいま~」と家を間違えずにちゃんとこの親の元に帰ってくる。
成績?まあそれは二の次だ。
心も体もすこぶる健康である。
よく食べ、よく喋り、よく笑う。
一応彼女もいる。
これらはこの子を世に産み出した親として本当に幸せなことと心から感謝する。
今年もその息子の体育祭に行ってきた。

もちろん最大の目的は、息子の成長をこの目で見届けること。
双眼鏡とデジカメを持って出かけた。
そしてもうひとつの目的は、今在席している有名人を見ること。
いや応援すること。
セカチューのまさみちゃんが詩吟を舞っていたり、
NEWSの○越君が目の前を歩いていたりetc。
今どきの若いタレントのことは興味が無い私も、
息子と同じ学び舎で頑張っていると知れば、ひと目見て応援したいと思う。



やっぱり旬の芸能人は後光がさしている。
オーラが出ている。
何かが違う。
弱冠17,8歳で世の中の荒波にもまれながら生きている。
たいしたものだ。
我が家の息子もこれから世の中に出て、もまれて行くのだろう。
最近3つ目のアルバイトを決めてきた。
お金を稼ぐことの大変さ、仕事をするということの厳しさ辛さ、
そしてお金を手にしたときの喜びを心底実感している様子だ。
「ガンバレ!」少しずつ一人前の大人に近づいて行っている。
楽しみだ。
私は二人の息子の内ひとりぐらいは葬儀屋にならないか・・・と
密かに期待をしている。

若い鋭気を感じさせてもらった都民の日の今日、
年に1回私がミーハーになる楽しい一日だった。

<井手の割り込み>
加藤、長澤の写真遠すぎるよ。
もっとアップで撮ってこんかい !

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年10月09日 18:55

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