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2005年10月01日

我が故郷“神戸” (関谷 京子)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

私は20才まで神戸に住んでいた。
神戸は山と海に囲まれた細長い街である。
神戸で観光地というと、必ず皆、海辺のハーバーランドや
北野町の有名な異人館、夜景等が浮かぶようだが、
そんな中心街から電車で西へ行くこと約30分、“舞子”という駅がある。

その山間に私の家はあった。
写真の異人館も海に面した所に一軒だけ、ポツリと、また、堂々と建っていた。
母が若かった頃には、人も住んでいたようだが、
私が知った頃には、もう誰も住んでいなかった。
移情閣と呼ばれる、(通称“六角堂”)この古い建物にかかる階段に一人座って、
空が暮れなずむまで、いつまでも目の前に広がる海をよく見ていた記憶がある。



何かで辛い時、また、真っ赤な夕日が余りにも大きく、
美しく、海面を染めていると、必ず此処に来た。
多感な少女時代に、あらゆる意味で私を支え、また、
芸術への霊感を与え続けてくれた、原点ともいえる景色である。

そして、淡路島を望むそこからは、夕方になると、
彼方で何十匹ものトビウオがキラキラと銀色に輝きながら、
アーチを描いて飛び跳ねるのが見えた。

電車の登下校の際や仕事の帰りなど、いつも、この海側に面した窓に、
張り付くようにして、この景色を見つめていたのを懐かしく思い出す。
そんな海も山もある美しい街で暮らしたせいか、
私は、一度も“どこかへ旅行したい”と感じたことがなかった。
それほど、私はこの神戸という街が大好きであった。

そして、20年前にはなかった明石大橋が堂々と吊られ、
今では観光名所のひとつになっている。
壮大だ。



観光で神戸へ行くなら、是非、この西の方まで足を延ばして頂きたい。
そして、“たこやき”ではなく是非とも“明石焼き”をご賞味頂きたい。
うまいですぞ。

安くてうまい店も沢山あります。
また革製品を買うなら絶対に神戸をお薦めします。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年10月01日 10:19

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