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2005年12月04日

-映像と追悼文- 葬儀を見学して(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

連日して、追悼文か使われた葬儀会場を見学する機会がありました。
今回も、社葬形式です。
会場は前回と同じく、都市圏から少し離れた郊外の葬儀会館ですが、
都市圏からの交通の便の良さと、会館使用料の安さで、
郊外でも社葬の仕事が舞い込んでくることも多いようです。

また、こちらの葬儀社様では、新たに2件の葬儀会館をオープン予定とか…。
一般住宅が都市圏を中心にドーナツ状に密集する(ドーナツ化現象)ように、
葬儀会館も都市圏を中心にドーナツ状に急速増えていくのでしょう。

さて、今回見学させていただいた社葬ですが、
映像と追悼文で、【故人を偲ぶ】空間が演出されていました。
社葬で、故人への偲びを強く押し出している葬儀は、
あまり見たことがありませんが、今の個人志向の葬儀傾向から言えば、
珍しいものではないかもしれません。




映像はこのような形で、待合ロビーで流れていました。
(光が反射して、写真では分かり難いですね…)
プラズマテレビが、そのまま壁に掛かっているのでは味気ないので、
絵画用の額で枠を彩り、花をあしらえています。
会館の雰囲気を壊さない、細かい演出だと思います。

映像は、写真20枚ほどで作成した10分程度のスライドショーが、
繰り返し流れる内容でした。
一枚の写真に対し、一言のテロップが入るスライドが次々と出てくる形式です。
一般的に良くあるタイプだと思います。

ただ、映像の内容を見ての感想ですが、少し文言が足りない気もしました。
遺族は昔を懐かしみながら映像を見ていましたが、
会葬者にとっては一言のテロップだけでは情報が足りないようでした。
最後まで映像を眺めている人は、少なかったと思います。

個人的には、小泉首相みたいに切れの良い、
短い一言で繋げていく映像も好きですけれども、
会葬者は、想像力逞しい人ばかりではないため、
ある程度、言葉のフォローをしてあげる必要もあるのかなと思います。
折角作った映像も、会葬者があまり見ていないのは、
もったいないです。


 

こちらは追悼文です。
追悼文は、FUNETで作成されたものですが、
待合中でも開式後も、読まれていました。
もちろん、全員が読んでいたわけではないですけれども、
場所と時間を選ばないという点で、文章メディアは優れていると思います。

開式前は、その待ち時間に故人への偲びを促進させるための追悼文。
開式後は、お経を理解できる会葬者が少ない中、
追悼文を読むことで故人への偲びを促進するのに、
一役買っていたのではないかと思います。

それにしても、追悼文はハズしたことがありません。
遺族の故人との思い出やエピソードを中心に、
それを彩る言葉とデザインを添えたものが、追悼文です。
映像メディアも力が強いですが、文字メディアも葬儀で活用できる余地は多いと思います。

ちなみに、FUNETでは映像の作成を補助するシステムもあります。
(現在、テストバージョンですが。)

FUNETをよろしくお願いいたします!


…ちなみに、祭壇は下の様な感じでした。



遺影写真が特に目立っていて、サイズはA0(ゼロ)サイズでしょうか。
私の見てきた遺影写真の中では、最大級のものでした。
大きいということだけで、インパクト(魅力)があるものですね。
もちろん、花祭壇も凝っていたものでしたが。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年12月04日 18:24

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