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2005年12月03日

七回忌法要 (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

義父の七回忌法要が執り行われました。
1ヶ月前からご案内のハガキを作り、会食会場・お返し物の手配・・・と
嫁らしく甲斐甲斐しく働きましたぞ。
しかし何のこれしき!!私は義父には本当に可愛がってもらったのですから。



義理と人情に厚い親分肌の義父。
ヤ○ザ映画が大好きで、喧嘩っ早く大酒のみ、おまけに気が短くて、口も悪い。
親子なのに主人とは全く正反対の性格でしたが、私はなぜか気が合い、
義父には、よく飲みに連れて行ってもらいました。
「元よ!もっと飲めっ!」と義父の作った水割りは濃かったな。
それで私はお酒が強くなったのかもしれません。
(今はめっきり弱いですけどね)
そんな思い出に浸りながら義父を偲びました。

主人の家は、曹洞宗。
まずは、本堂にて供養をして頂きました。
祭壇に向かい右側が男性陣、左側が女性陣と男女別れて座らせられます。
こんな風に男女別々に座らされての葬儀があると何処かの地方で聞いたことが
ありますが、時により男女比がアンバランスにならないのでしょうか?
毎回思うのですが、私にとっては不思議な光景です。

 

続いてお墓に向かいます。
先祖の墓は長男が守るので、三男の義父の墓は霊園を選びました。
ここに辿り着くまで、いろいろな経緯がありましてなぁ・・・。
主人は、石川家の長男で一人っ子、私は、荒木家の長女で一人っ子。
(一人っ子同士の結婚なのであります。おまけに私らの子供も娘一人)
すでに荒木家には、我が父が眠る真言宗のお寺にお墓があります。
いずれ我が母は、荒木家のお墓に入り、
嫁に来た私は、石川家の墓に入ることになるでしょう。
それは仕方ないにしろ・・・
我が一人娘に2つの墓を守れるのかという問題が浮上します。
娘はゆくゆく嫁に行き嫁いだ先のお墓を守ることになるかもしれません。
その他に2つの墓を守るのは無理と判断して、
霊園に義父のお墓を購入したのです。
将来的には、荒木家の墓も合祀する為に・・・。
少子化問題は、お墓にまで影響があるのですぞ!
娘には、私も入るこの墓をしっかり守ってもらわないとね。



そして会食会場へ移動。
「ここは、囲碁の名人戦が開催される温泉場だから、食事が美味しいはずだ。」と主人。
女将の説明では、宮崎駿さんが幼少の頃、
この辺りに住んでいて未だによく訪れるそう。
「<トトロ>に出てくる樫の木は、あれで!と大木を指差し、
<千と千尋>に出てくる旅館もこの建物がモデルに・・また湯婆婆のモデルは
この私・・・」と言った瞬間に娘が「似てる!」と笑い出した。
「湯婆婆(ゆばーば)とは、女将に向かって失礼だわよ」と思いながら、
よく似ていたので私も笑ってしまった。

お庭もきれいだったし、食事も美味しかった。
静岡から足を運んで下さった義父の兄弟、
また義父の友人たちとも話が盛り上がり楽しかった。
もちろん、義父の武勇伝話だ。
豪快な人だった。

 

そして最後は「こんな時じゃないと会う機会がないからね・・・今度はまた
いつ会えるか・・」と口々に涙しながら握手をして別れた。
80歳を超える方も多く、お元気そうだが気弱になっている面も見受けられる。
法事は故人を偲ぶだけではなく、親族の絆を結ぶ役割もあるのかも知れません。
代々、兄弟の数が少なくなり親族の数が減っている昨今。
今後、法事は縮小化され味気ないものになりそうですね。

次回は十三回忌、今回以上に盛大に静岡の親族をお迎えしたいと思います。
どうぞ皆さん!お元気で・・・。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年12月03日 18:25

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