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2006年02月16日

セミナーの季節がやってきました! (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

いよいよ今年もセミナーの季節がやってくる。
セミナーによっては、2ヶ月以上前から準備するものもあり、
すでに準備だけは年明けから進められている。
3月接遇セミナーは、
お陰様で全国にご案内が出てから2週間で満員御礼となった。
お申し込み戴いた方々、本当にありがとうございます。
お申し込みが出来なかった方のために追加講座を予定している。
ご希望の方はお問い合わせ戴ければ詳細が分かります。
(最新情報にも、情報が載っています。)
どうぞよろしくお願い致します。

10年以上にわたり葬儀スタッフ向け教育を重ねて来た中で、
年々、スタッフの能力が上がっていることが分かる。
当然だが、頑張る葬儀社やスタッフはどんどん上を向いて行く。
そういう会社には必ずと言ってよいほど優れたリーダーやスタッフがいる。
そして環境に恵まれた新人はどんどん成長する。
その逆も・・・。

以前ご縁があった葬儀社だが、
そこの二代目社長は「葬儀の仕事」が嫌いだった。
「死体が怖いんだよ・・・」と、
病院からの搬送車の中で新人スタッフに呟くという。
そしてある社員は
「こんな仕事をしているなんて、親戚にも話してないよ」と私に言った。
「葬儀の仕事は嫌いだね」とはっきり言う。
その葬儀社は、良い人材がどんどんやめる会社。
「葬儀の仕事が嫌い」な社長の下で、創造的で前向きな仕事は望めない。
仕事の効率やシステムを変えていこうとか、新しい何かをやろうとか、
仕事のために前向きに何かを考える人は
「つかいづらい社員」と言われるそうである。
私もレディとしてお手伝いする中で
「そこまでやらなくてもいいんじゃない?」と何度か言われた。
お客様に対して良かれと思ってやったことも
「余計なことはするな」と言われているようで、すごく悲しかった。
その葬儀社はすべてが、自分達の都合で動いていた。

私がセミナーの中でもお伝えしていることだが、
「葬儀の仕事が嫌いない人」は、今すぐにこの仕事をやめた方がいい。
好きな振りをして上辺だけでやっていることを人は必ず見抜く。
一番見抜いているのはお客様。
葬儀の仕事が嫌いな人が、悲嘆のお客様を大切にできるはずがない。
嫌いな人が、お客様のために心を尽くせるはずがない。
葬儀の仕事が嫌いなら、自分に向いた仕事を探した方が
そのスタッフの幸せでもあると私は思う。

すでに今や、様々なことで、葬儀のお客様にごまかしがきく時代ではない。
「お宅は、喪家の為にどんな葬儀をしてくれるんですか?」
という気持ちを多くのお客様が葬儀社に突きつけている。
少しでもごまかそうとする葬儀社に、お客様は非常に敏感。
そして二度とお声はかからない。
葬儀の仕事を何となくやっていられた時代は終った。

私が感じること・・・
今心底、葬儀の仕事が好きなスタッフが増えている。
悲嘆という人間の極限の状態を支えることにこそ、
生きがいを見い出すという。
これからは「お客様のために仕事をする葬儀社」こそが、
お客様に好かれ会社も大きくなって行くのだろう。
葬儀の仕事が好きな人こそが、お客様に好かれ、
世の中に求められ、成長して行ける。
「好きだから頑張れる」「好きだから勉強をする」「好きだから上手になる」
優秀なスタッフというのは、自分に対する自信やモチベーションなど、
揺らぐことのない精神的な支えを持っている。
それらの支えは「葬儀の仕事が好き」という気持ちから出てくるものである。

この仕事をするからには、葬儀の経験を通して、
「人間としても成長して行きたい」と思うことから、
すべては始まるのではないだろうか。
そんなスタッフ達が、日本国中に増えて行くように、
今年も私は接遇セミナーを通して「思いの種蒔き」をして行こう。
そして一粒の種が小さな芽を出し、
すくすくと成長して行くのをしっかりと見守りたい。

<工場長の割り込み>

昨日は、とても暖かいですね。
(雪崩に注意です!)
久しぶりにバイクでも乗りますか。
(そういえば、今月車検だー。)

さて、最近のホームページの閲覧数増加に伴って、
FUNETへのお問い合わせも増えております。
ご興味のある方は、まず下記ページを見てください。

FUNET体験版
FUNETのDVD映像ご案内
FUNETパネルシステムご案内
FUNETイメージボードご案内

メモリアルコーナー演出系システムを、続々アップしております。
また、音声素材の収録も無事に終了いたしましたので、
近日中の音声ライブラリ・ナレーション作成システムの充実にもご期待ください。

FUNETお問い合わせ先:funet@mcpbb.com

<ここでちょっと加藤の息抜き!>

先日の比較的暖かい日曜日、夫とサイクリングに出かけた。
私はアウトドア派、とにかく外に出たい。
ウォーキングも自転車も大好き。
ウォーキングは、いつも1時間以上かけて歩く。
すごく気持ちがいい!お気に入りの道も多い。
夫はインドア派、部屋にこもりきりで、
○○○○枚も溜め込んだレコードを聞きながら何時間でも家にいられる。
移動は常に車。
「その内、足腰から弱って歩けなくなっても私は知らないよ!」と言っている。

この日は吉祥寺まで出かけた。
吉祥寺に行くには色々なルートがあるが、
私が好きなのは荻窪の先からJR中央線のガード下を行く方法。
アップダウンの細い道をくねくねと走り回るのがすごく面白い。
楽しんでいる内にあっという間に着いてしまう。
いつもは車で走る道を自転車で行くことで、夫にも色んな発見があったようである。

 

帰りには、必ず西荻窪の骨董通りを経由する。
骨董は私も夫も大好きで、昔はよく通った。
(今は、そういう余計なお金は、子供達の教育費に消える)
お皿や、ぐい飲み、猪口など、
手に入りやすい手頃な値段のものを見つけては、よく買ったものである。
随分割ってしまったが多くは今でも使っている。

中でも、「慈光」というお店で買った「カップボード」は、
昭和5年に英国で作られたもので、ロンドンのハーベイニコルスという
デパートの食器売り場で使われていたものらしい。
夫ととても気に入って買った。(金額的には、ちょっと頑張った)
本来は「カップボード」という名前の通り、
お茶のカップやソーサー、ポットなどを飾りながら利用するものだが、
我が家では引き出しにはハンカチ類、携帯電話のアダプターや細かいモノ。
開きには地図やデリバリーのカタログなど日常品が入っている。
せめて見えるところには、家族の写真や趣味の時計などを飾り、
とても大切に使っている。

西荻窪には、マニアックなお店も多く、
ついに夫は趣味のレコード屋を見つけた。
レコード屋に入ったら最後・・・軽く1時間は出て来ないだろう。

携帯電話を持たない我が夫を捜す時には、
いつも何軒かのレコード屋さんに電話を入れる。
特に荻窪の「月光社」には入り浸ることが多い。
私はレコード屋で待つのはツマラナクテ大嫌い。
待たせる夫も気が気ではないので、
この日のサイクリングの終点はこのレコード屋となった。
この後私は、一人で勝手気ままにサイクリングを楽しみながら家路に着いた。


<さらに工場長の割り込み>

司法試験並みに難関だといわれる京都検定。
ネット上に過去問題ページ(2級3級)がありましたので、ご興味のある方は是非。

京都検定の問題ページ

他にも、ご当地検定は幾つかあるようですよ。
ちなみに、地元の神戸の検定。

神戸力検定のページ

お試し20問で、11正解でした。平均よりやや上。
市の花ならわかるが、区の花など知りませんよ…。レベル高すぎ。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年02月16日 15:15

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