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2006年03月01日

出口の見えない話・・・

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

世の中には、ホントにいろんな考えの人がいます。
十人十色とは良く言ったもので、
趣味・趣向・センス・食べ物の好みと・・・人はそれぞれ。

葬祭業界にも個性的な面白い人がたくさんいらっしゃいます。
昔は名物社長がワンサカいたものですが、最近では絶滅寸前。
今では貴重な存在として、キラリと輝いている希少動物でしょうか。

さて、世の中の移り変わりは、葬儀社ばかりが葬儀を施行するのではなく、
葬祭コーディネーター、メモリアル・コンサルタント、
メモリアル・コーディネーター、メモリアル・プロデューサー
なる素性の怪しい?肩書きを持つ人も登場し、今や混沌としています。

そんな彼女・彼らの中には、
世間や業界の常識を覆すような斬新な格好の人もいるようです。
カマーベルトをした男性コンサルタント。
(舞踏会にでも行くのでしょうか)
白いスーツに白い帽子を被ったまま施行を指揮する女性プロデューサー。
(失礼だから、帽子ぐらいとれよ)
トサカが立ったような髪型の男性スタッフ。
(スポーツ選手を目指しましょう)

コンサルタントやメモリアル・プロデューサーなどと名乗る人ほど、
意外や意外・・・現場経験がなく、そのくせ屁理屈だけは一人前。
私が一番嫌いなタイプ。

だって理屈はこねるけど、
司会は出来ない、納棺はしたことない、
当然ドライも包めないし処置できない、幕は張れない、
祭壇も飾ったことがない、焼香案内も下手、お経も分からない、
生花も挿した経験無し、返礼品も配ったことが無し、ましてや花環なんて・・・。
全てにおいて経験不足・・・お話にならないぜ。

こんなにも未経験で、よくもまあ能書き垂れて偉そうに出来ますな。
逆に言えば、だからこそ・・・妙な肩書きで底上げをしているのか。
一般のユーザーが騙されなければいいのですが・・・ね。
遺族が、二重の悲しみを背負うことがないことを祈りましょう。

人を見た目だけで判断してはいけませんが、
非常識な格好をしている担当者がいたら要注意。
社会常識と個性を履き違えているのは、いただけませんな。

私に言わせれば、
現場で実務やってる人間が一番偉いんだ・・・なんだけどね。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年03月01日 01:12

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