« 悲嘆サポート・自助グループの苦悶 (加藤直美) | メイン | 霊柩車と親指 (井手一男) »

2006年04月09日

春爛漫 (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年も大好きな季節がやってきた。
ウン十年前の春、桜の咲く中で私は生まれた。
茨城県日立市にある桜川病院。海岸沿いにある桜が見事な病院だった。
時々日立に帰るとその側を車で通り、懐かしんでいる。
多分私が生まれて初めて見た花は「桜」だと思っている。
結婚式は、麻布グリーン会館の庭の大きな桜の下で永遠の愛を誓った。
私に女の子が生まれたら「桜子」という名前をつけたかったなあ・・・。
孫に期待しようか・・・。

今年も随分と春が長い。
確か昨年も桜が咲いてから寒い日が続き、いつまでも咲いていた。
5年ほど前、杉並区が我が家の北側にある遊歩道に、
しだれ桜の並木を作ってくれた。
こんなラッキーなことがあるかと、小躍りしたことを思い出す。
今や立派な川沿いの桜の名所になりつつある。

 

この季節、休日には多くの人が散策するようになった。
「来年は屋台でも出そうかな・・・」
2階にあるキッチンから見下ろした所にも、しだれ桜が咲いている。
毎朝起きて眺めるのが楽しくてしょうがない。
お風呂の窓を開けてもそのしだれ桜はよく見える。
夜お風呂で、電気を消してこっそりと窓を開け「露天風呂気分」で、
桜を眺めるのが、この季節の密かな楽しみ!でもある。

さて、家の周りでも花見が出来るのに、
今年も様々な場所へお花見にでかけた。
中でも圧巻だったのは、立川の「国営昭和記念公園」。
子供たちの遠足ではよく行ったが、ここでの花見酒は初めてだった。
入口から入るとチューリップが迎えてくれた。
ムスカリ、水仙、雪柳・・・さすがに国営公園。
春爛漫の花々は見事な風景だ。

中に小川が流れている。その畔は桜の森・森・森。
その中でおでんをつまみながらのビールは、実に美味しかった。
この公園はものすごく広いので人がまばらだ。それが又いい!
久し振りに、友人たちと、ゆっくり、のんびり、お花見をした。

桜が終ると新緑の季節がやってくる。
5月には研修会で盛岡に行く予定だ。
久し振りに新緑の「小岩井農場」まで足をのばそうかなあ・・・。
「湯こたんの森」にも行きたいなあ・・・。
つなぎ温泉もいいなあ・・・。
なんてことを考えてばかりいる今日の私です!
春!万歳!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年04月09日 00:11

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/238

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.