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2006年05月05日

葬儀接遇研修会 (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

中部地方にある、葬儀団体での今年度の研修会がはじまった。
私がMCプロデュースに入る前からのお付き合いなので、
かれこれ10年近い年月を講師としてサポートしてきた形になる。
爽やかな5月の東海道は新緑がとてもきれいで、私が大好きな季節!
茶畑のこんもりとした様子も本当に心が和む。


葬儀の現場に入って間もない方々の初級研修会だった。
初級講座では、社会人としてのルールをお伝えする内容も大切だ。
特に葬儀の現場ではプロのチームプレイで
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
というラグビーの有名なフレーズと同じ働きが求められる。
その場合、葬儀スタッフ以前に、
人としてという部分からの様々な講義もさせて戴く。

午前中は、社会人としての基礎を知っていただいて、
その次に初めて葬儀スタッフとしての様々に入って行った。
午後は、会議室で出来る限りの、スタッフの動きの部分練習をした。
棺までは準備出来なかったので、テーブルに棺蓋いをかけて、棺の移動や、
棺蓋いのたたみ方の練習、位牌、遺影、骨箱の持ち方、安置の仕方・・・・。

今年の初級講座には、若い男性陣が多く参加してくださった。
全体に若く元気な力がみなぎっている。
会場は会議室だったが、なるべく葬儀式場の雰囲気を整えたくて、
事務局の皆さんにはご尽力いただいた。
小物からあらゆるものを準備してくださった。
今年は遺影にお写真まで入れてくださって・・・
臨場感たっぷりの研修会になった。
これから育って行くであろう、この若い力が、
未来のこの地域の葬儀を作って行く。
お客様のために、ひいては自分の成長のために、
葬儀という仕事と出会った「縁」を大切に頑張って欲しい。
心から応援したい。

次回は、葬祭ホールを使っての「ロールプレイング研修会」が開催される。
実際に使用するその現場で、
お客様とのあらゆるコミュニケーションをベースにした内容の深い研修だ。
模擬葬儀を含めて今年の新たなテキストを作成中だ。
世の中の葬儀は、どんどん進化している。
お客様が私たちに求めるものも、進化している。
私たちスタッフは、常に勉強を重ねて、
この時代に相応しい葬儀を創造して行く必要がある。

この地域では近い将来、この若い力の皆さんが、
お客様のための素晴らしい葬儀をご提供して行くようになるだろうと、
私もすごく楽しみだ。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年05月05日 00:42

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