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2006年07月27日

ジュエリーコンテストの司会を終えて (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

ウィーク賞・月間賞・チーム戦・個人賞等など…。
3時間近くに渡りジュエリーを多く売り上げた成績優秀者を発表し、
栄誉をたたえる表彰式の司会。
その場で表彰状・トロフィー・賞金が授与されます。

 

掛け合い司会の私のパートナーは、若い男性社員です。
この会社の社長は、30歳くらいかな?
華奢な美しい女性ですが、銀座に本社を持ち全国展開している【やり手】企業です。
営業マン・ウーマンたち(表彰される方々)も皆、ほとんどが20代。
ここは、クラブですか!?と思ってしまうほど、華やかな若者で賑わいました。
時期的に浴衣の女性も多く、若いっていいなぁ~!!

 

今回の個人戦優勝者は、女優さんからこの会社に転職されたという美女。
(羽賀研二さんを思い浮かべてしまう…しかし凄いね!)
何千万という売り上げを細腕で稼ぎ出すのですから。
宝石は、男女問わず【美しい人】じゃないと売れないのかな。
(驚くほど美男美女ばかり)

表彰され、皆に祝福され…ヒーロー・ヒロインになり…もちろん昇格も保障される訳です。
憧れの的になり、追いつけ追い越せとこのコンテストに向けて、
みんな並々ならぬ努力を続けるのです。
縦社会がしっかり出来ているのでしょう…と言っても上司も若いのですが。
社長までもがフレンドリーで、会社全体に活気があり勢いがあります。

私のパートナーの司会者も福岡から当日入りで、元気!元気…。
到着が遅れ、予定していたリハーサルどころか打ち合わせもままならず、
ほとんどぶっつけ本番でしたが、何とか纏まったかな。
ただ欲を言えば、やはりリハーサルは、きちんとして本番を迎えたほうが、
より良い出来になりますね。
暗転・スポット・音響・司会と連動して進行していくのですが、
それぞれに余裕が無いのが良く分かります。
台本は前もって頂いていたものの、当日直前に差し替えで、
差し込む上司からのコメントもほとんど初見に近い状態。
私も自分の持ち場でだけで手一杯になってしまったのです。
音響さんも会場係も自分の事だけで精一杯。
個別の簡単な打ち合わせのみで本番を迎える時間がきてしまったのです。
自分の仕事に余裕があれば、相手を気遣いながら進行できるのですが、
今回の仕事はその面が欠落していたように思います。

しかも永久保存版ビデオ撮影をしているので、原稿に釘付けという訳にもいかず、
時々顔を上げてニコッ!
プロで入る司会は、余りビデオに映らない事が多いのですが、
パートナーが社員だから、ちょこちょこビデオが来るのよねぇ~(やりにくい)
けど掛け合いの相手が、内部事情が分かる社員だからこそ、
何とか上手くやり遂げられたのでしょう。
素人さんと言ってもメリハリの付け方も上手いし、フリートークも面白い。
度胸もあります。
何といっても20枚ほどにぎっしり書かれた台本も彼が作成してくれたのです。
誰が何を言うか…しっかり色分けもされていました。
決して難しい司会ではないのですが、受賞者の動きに合わせてのコメント、
またパートナーとの息を合わせて…がポイントでしょうかね!
楽しい仕事でした。

途中にゴリエダンスも入り、楽しい賑やかな華々しいコンテスト。
笑いあり涙ありと…3時間という長丁場もアッという間。
ここに居る方々は、成績優秀者ですから明日から全員ハワイにご旅行だそう…
そして帰国後、また次のコンテストに向けて頑張るのだそうです。
セールスの売り上げを競い合うのは辛いことも多いのでしょうが、
彼らはどこかゲーム感覚で楽しんでいるような面も見受けられ…
不思議な世界を垣間見たような…。
しかし!頼もしいですな!!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年07月27日 00:15

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