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2007年02月10日

日本の表現力 (工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

久しぶりに外出しました。
先週の土曜日、国立新美術館で「日本の表現力」という展示会を見に行きました。
夜の7時くらいからギリギリ入場しましたが、人が多かった…。
内容は、1950年代から現代までの漫画や玩具、サイエンス等の展示で、
とても面白いものでした。

1950年代の表現…
「ゴジラ」や「野球版」が流行った年代なんですね~。
漫画では、「火の鳥」や「サザエさん」が展示してありました。
まだ私は生まれてない時代ですが、
どれも遊んだり読んだりしたことがあるものばかり。
名作揃いですね。

1960年代の表現…
玩具は、「人生ゲーム」「リカちゃん人形」「ぷらレール」など。
アニメでは、「鉄腕アトム」、「ゲゲゲの鬼太郎」。
「ぷらレール」は、懐かしい!
鉄道好き少年だったので、結構遊んでました。
アナログゲームの全盛期ですね。

1970年代の表現…
玩具は、「オセロ」や「インベーダーゲーム」。
アニメは、「ガンダム」、「ドラえもん」。
まさに、私の世代の表現です。
この頃から、テレビゲームが始まったのですね。

1980年代の表現…
玩具は「スーパーマリオ」や「ドラゴンクエスト」。
漫画は、「ドラゴンボール」、「風の谷のナウシカ」。
この時代は、テレビゲーム、アニメの全盛期ですね。
歴史に名を残しているタイトルが多いと思います。

1990年代の表現…
エンターテイメントは、「ポケットモンスター」、「たまごっち」。
たまごっち懐かしい。
アニメは、「新世紀エヴァンゲリオン」「スラムダンク」等。
少し前のヒット作で新鮮です。ポケモンは、今でもヒット作ですね。

2000年代の表現…
エンターテイメントは、「やわらか戦車」、「Mixi」。
アニメは、「千と千尋の神隠し」、「蟲師」等。
直近のタイトルの方が、逆にわからないものが多かった(歳だ…)。

…と、各年代の代表作品が並べて展示してありました。
印象に残った事は、1980年にファミコンが台等してきて、
それを機に表現がデジタルへと変わってきているということです。
コンピュータがまだ一般に普及する前、
ゲームのような"遊び”が、デジタル化社会への布石としてポイントになっている点が、
非常に興味深かったと思います。
次は、どのような新しい表現が出てくるのでしょうかねぇ。
2010年、2020年の表現がどうなるかを考えると、少し楽しくなりました。

…2010年代を想像させるような作品も沢山ありました。
「立体表現ができるモニター(横から見ると凹凸が出る)」や、
「電流を流すことで形が変わる液体」、「立体的な絵本」、
「なぞると音が聞こえてくる地図」「座ると色が変わるソファ」等など…。
表現と言うより芸術に近いものもありました。
あと、テレビでもやってた「ガンダムの足」もありました。

未来を感じさせる表現は、それが今、目の前にあるだけでドキドキしますね。
ふー。
刺激をもらった一日でした。

ちなみに、この催しは無料。
東京都も、たまにはマトモな事に税金を活用してくれます。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年02月10日 00:30

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