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2007年07月09日

葬祭ディレクター対策講座が始まりました。(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

埼玉県を皮切りに葬祭ディレクター技能審査対策がスタートしました。
私は、【司会】と【実技筆記】と【接遇】を受け持っています。
2級からでしたが、1日に3科目は辛いなあ。
最近だけど、私が葬儀司会だけではないんだ?
と思ってくれる人がいて、気分も上々!(今更遅いですな)
葬祭D講習会は10年以上やっていますよ。

司会実技…これはちょっと独特な試験です。
試験としては理解できますが、そのまま日常の実務に持ち込むのは、
正直ちょっといただけないです。
その辺のところを、きちんと理解した上で受験しましょう。
平素司会業務をこなしてない人は、苦しいですよ。



接遇…これは試験に入って良かった。
まだまだ受験者にとってサービス問題の感じが残りますが、
出来ることなら、昔の資格取得者はもう一度受験したら?
感じの良い対応は、サービス業としての基本中の基本です。
今後注目されていく課題ですね。

実技筆記…これは問題が難しすぎるかな。
現実問題とはかけ離れている設問も多くあり、その答えも?マークかな。
昨年出された設問で、死亡時の年齢が88歳なのに「享年90」とあったのは、
そちらの間違いでは?と、会葬礼状の故人の年齢表記ミスを突くのがあったけど、
答えを見て疑問に思うことがたくさんあります。
故人が誕生日前に亡くなったというんだけど、そんなことはどこにも書いてない。
確定的に断言しているのが、どう考えても無理があると思う。
また享年は、正しくは数え年で計算するという根拠も不明確。
ま、他の問題でもいろいろありますがね。
ちょっと困ったもんです。



そう言えば昨年までかな、2級の司会実技で日蓮宗の導師だから上人、
という記述があったけど、これは結構笑えましたよ。
蓮如さんも上人(蓮如上人)だし、親鸞さんは「ひじりびと(聖人)」の親鸞聖人だし、
そんなことをいったら、真言宗は大師かな?
それ以前に、去年までは2級の司会例が間違っていたのが、悲しいです。
今年は大丈夫でした…大変よろしいですがな。



幕張実技は、別の講師です。
皆さん、幕張は既製品を使われるので技術の習得に必死でした。
私は1日3科目担当しますが、受講生の皆さんは4科目。(キツイよね)
しかしまあ、滅多に幕張る事ないよなあ…確かに。
皆さん大変お疲れ様でした。
これから試験に向けて、頑張ってください。



これは、左右にFUNETのプロローグボードを飾っていただいてます。
後は、「相田みつを」のオンパレードでした。(負けた)
それではどうぞ。


お借りしたホールは女性の責任者の感性で溢れていました。
とにかく、細かいところまで花で満たされています。
優しさが一杯のホールですよ。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年07月09日 09:15

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