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2007年07月10日

社葬の司会を終えて (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

「写真を撮らせてもらっていいですか?」と聞くと、
このホームページに載りたくない人々は蜘蛛の子を散らしたように逃げて行きますが、
K専務はいつも被写体になってくれます。

 

「俺は、ブラインドタッチですから…」と黙々と名前札を作成するK専務。
黙々と…いいえっ、お口もよく動いていますよ!
(相変わらず、指導力があり、面白い)
パソコンの達人です。

 

「あれ?フューネラルフェアの時に、
【FUNET】の説明をされていた方ではないですか?」
と私に話しかけてくれたレディーさん。
このレディーさんは、先月開催されたフューネラルビジネスフェア2007の時に
業者さんとしてパシフィコの会場にいらっしゃり、ちょうど脇でお弁当を食べながら、
工場長と私が担当した【FUNET】のプレゼンを聞いてくれていたらしいのです。
「随分、しゃべり方も印象も違うので、最初分かりませんでした…」と
おっしゃっていましたが、フェア後、よくそんな声を耳にします。
宣伝効果◎、【FUNET】もだんだんメジャーになってきました。

 

葬儀告別式、1日のみの骨葬での社葬でしたが、
お天気に恵まれすぎて大変な猛暑に見舞われました。
私を含め式場内は涼しいのですが、
テント内の方々は汗を拭き拭き…扇風機の風が愛おしかった事でしょう。


黒で身を包むと、汗が一気に吹き出てくる季節。
白いハンカチが、まぶしく感じられます。
扇子で起こす風は生暖かく、何度も何度も汗を拭う。
そして、ふと訪れた空白の瞬間。
「…本当に旅立たれたのですね…」
・・・・・・・(続く)・・・・・・・

【FUNET】のナレーション文作成システムから引用した一部ですが、
季節感・親近感・イメージしやすいナレーションとして花◎でしょ?!
(私の好きな夏のナレーションのひとつです)
しかし、今日は社葬なので、【FUNET】のナレーション自動作成システム
オールマイティーの中から。


戦争と革命の20世紀。
繁栄、発展、進歩の20世紀。
劇的なまでの変化と矛盾に満ちた20世紀。
・・・・・・・(続く)・・・・・・・

というスケールの大きい冒頭で始まるナレーションを選びました。
故人が高齢者+社葬の場合は、よく引用するナレーションです。

ナレーションをする場合には、冒頭で参列者の気持ちをつかみたいものです。
私の場合は、葬儀の規模や葬儀の形態を第一に考え、
ナレーションのプロローグ(冒頭)を選ぶ場合が多いです。
次に故人の性別、年齢、自分の読みやすい、
イメージしやすいナレーションを【FUNET】から選びます。
【FUNET】は“らく”をするためだけの商品ではありません。
確実に“質”の高いナレーションも提供できますので、
ナレーションでお困りの方は、是非【FUNET】をご検討いただければと
思います。

 

さて、K専務が作成した名前札は40枚ほど…。
合わせて指名焼香をさせて頂きましたが、欠席者ゼロ!!
故人のお人柄が伺えます。
故人の息子さんである現社長、故人のお孫さんである専務は、
共に東京下町の気風の良さを持ち合わせている元気印のサバサバした方です。
東京下町の方の“情にもろく、情に厚い”この気質!!好きですね。
このK商店さん(葬儀社さん)もバリバリの江戸っ子気質です。
(あまり・・長いナレーションはお好みではないようでぇ!!)

故人のご冥福をお祈りいたします。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年07月10日 09:20

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