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2007年09月24日

「ゆこたんの森」の休日 (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

実兄が住む盛岡で、秋の2日間を過ごしました。
盛岡は、兄嫁の地元です。
兄は結婚をして、嫁さんの地元へ嫁ぎました?!(ダハッ)
今や娘が生まれて、盛岡市内で家族3人幸せに暮らしています。

 

秋の連休に、久し振りに会いに行きました。
盛岡郊外(雫石)に「ゆこたんの森」という宿泊温泉施設があります。
5~6年前に出来たばかりの頃、1度行きました。
そびえ立つ岩手山を背に、広大な森の中に建っています。
今回は、兄の家族が招待してくれました。
(お兄様、お姉様、ありがとうございます!)


  


盛岡に到着して、お昼は「ぴょんぴょん舎」で冷麺を食べました。
久し振りでしたが、やっぱり辛うまで美味しい!


 


その後そのまま「ゆこたんの森」へ向かいました。
久し振りの場所は、相変わらずゆったりと私を迎えてくれました。
チェックインをして早速・・・お風呂です。
何が何でも、とりあえず・・・お風呂です。
深い森の中に作られた2種類のお風呂は、男女が日替わりになります。
―――露天は森の中―――。
まるで狐や狸が出てきそうな、そんな場所にあります。
ゆっくりと、ゆったりと、お湯に入ったり出たり・・・。
最高にくつろぎました。
「長い廊下の向こうに何があるのだろう・・・」
と思わせるような建物の造りがどこか面白くて、
窓からの光や風の通り道がよく考えられています。


  


食事も、温泉も、施設も、三拍子揃って、ゆったりとくつろげる私の大好きな場所です。
湯上りは、昼間からのビール!(うううう、旨っ!)
部屋から見えるものは、岩手山と雲、そして草っ原だけ・・・。
「人間は、自然の中の一部なのだ」ということを久し振りに思い出させてくれました。

お風呂上りには「エサレン」というマッサージや「ヨガ」を勉強している兄が、
私を練習台にしてもみほぐしてくれました。
もう・・・立ち上がることが出来ない位、骨抜き状態でした。
このマッサージは、その後2日間位、カラダ中がだるくなります。
疲れた部分が好転反応を起こすのです。
そしてその後、モリモリ元気になるのです。
都会で生きて、仕事をして、子育てもして・・・色々な物と戦っていると、
知らない内に、カラダもココロも頑張り過ぎます。
実は「リラックスしているつもり」だけで、思いっきり負担をかけているのですねえ・・・。
体をケアすることで、夏の疲れが一気に抜けて行きました。(兄貴、ありがとう!)

さて翌日、すぐ側にある私の大好きな「小岩井農場」へ向かいました。
岩手山南麓に広がる広大な土地に、その小岩井農場はあります。
この牧歌的風景が、ナンとも好きです。
ちょうど「秋の収穫祭」をやっていて、サルビアやマリーゴールドの花々も満開でした。
NHKの朝ドラ「どんど晴れ」に出てくる「一本桜」も見にいきました。
あいにくの曇り空で、桜の後ろに岩手山は見えませんでした。(残念・・・)


 


人ごみを避けて、奥の方へ入って行くと羊が放牧されていました。
遠くに見えるクルクルと巻かれた干草が、
ナンともかわいい様子で、心が和みますねえ・・・。
羊と戯れる兄の家族を眺めているだけでも、私はとても幸せな気分になりました。


 


6歳になる姪っ子の名前は「さくら」
私に女の子が生まれたら、つけたいと思っていた名前でした。
彼女は、歌が大好きです。
よく電話でも私と一緒に歌います。
それから彼女は、自分を主人公にして「一人芝居」をするのが上手です。
セリフもアドリブで作ります。
その感性には素晴らしいものがあります!


 


いつまでも持っていて欲しい、彼女の素敵な個性です。
私はそのやわらかいほっぺにチュッとするのが好きです。
いつまで、「チュッ!」とさせてくれるか・・・少し心配ですが・・・。
姪っ子というのは、気持ちに余裕を持ってかわいがれるということがあります。
直美叔母ちゃんは、さくらと一緒に原宿を歩く日を楽しみにしています!
「叔母馬鹿」です。

二日間は、あっという間に過ぎました。
実は今回兄達とは、私たちの両親のお墓についての相談もありました。
水戸にいる両親は「自分達のお墓をどこにしようか・・・」と前々から悩んでいます。
「息子がいる盛岡にしよう」と決断をしてから、その先、話は進んでおりませんでした。
そしてこれから先、兄には娘しかいませんし、
娘が嫁いで行けば、そのお墓はどうなるのでしょうか・・・?
娘ひとりに、お墓の負担をかけたくないということも、兄達の本音でしょう。
そんなことも色々相談をしました。
これからは全国的に「集合墓」「永代供養」などというのが、普通になって行きます。
「盛岡で、そのような墓地を探そうか・・・」という意見も出ました。
両親共、まだ元気です。
しかしいざというときに慌てないように、
話し合いだけは進めておこうということになりました。
11月には、姪っ子さくらの七五三が水戸で行われます。
水戸の両親もそれを楽しみに、益々、元気になるでしょう!
思いっきり楽しんだ休日を終えて、一人東京へ戻りました。
又、秋からの仕事に向けて、頑張るぞい!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年09月24日 08:30

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