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2007年12月11日

姪っ子の七五三(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

兄の一人娘が6才になり、今年は七五三でした。
老親のためにと、兄家族はわざわざ盛岡から水戸まで来て、七五三のお祝いをしました。
叔母として私は、かわいい姪っ子のために、駆けつけないワケがありません。
研修会の合間をぬって、実家がある水戸に戻りました。

 

今、世の中は、七五三の記念写真を写真館で撮るのがブームだそうです。
そういえばこの時期、七五三の写真館の広告が、山ほど入りましたね。
和や洋の衣装やコスチュームがたくさん揃えてあって、
女の子は、シンデレラになったり、和装でお琴を弾いたり、熊のプーさんになったり…。
大人用の様々なかぶり物もあるそうです。
姪っ子もすでに盛岡で、豪華な写真が撮ってありました。
それはまるで「結婚式のお色直し」のような写真でした。
なぜか姪が嫁ぐその日と重なって、私は胸が熱くなりました。(まだ6才です)
女の子は「蝶よ~花よ~と育てて」最後にはお嫁にやってしまうのですねえ。
お嫁に行かなくても心配だし…。複雑です。

 

父は81才です。母は77才。
本当でしたらすでに孫達は大きくなり、その楽しみも薄れてくる年齢なのでしょうが、
兄は結婚が遅かったので、この年になってもまだ、孫の成長で楽しんでいます。
晩婚もまんざらではありませんね。
私には、男の子しかいません。
ですから両親共に、女の子の孫は、殊の外かわいいようです。
私だって姪っ子は、そりゃあ~かわいいです。
姪っ子は私の事を「な~なおばちゃん」と、呼んでくれます。(うう、うれぴ~)

実は、姪っ子は、お参りに着ようと準備していたワンピースを自宅に忘れてきました…。
来年の入学式用に用意した、イッチョウラです。
「靴は、持って来たんだけどねえ!」と、兄は笑って言いました。
「いいんじゃなあい?写真はちゃんと撮ってあるんだから…」と、
これ又、のんきな私や母の言葉です。

 

お参りは、偕楽園の横にある常盤神社。千波湖を望む高台にあります。
偕楽園は、日本三大公園の一つ。
梅の花の美しさは有名ですが、梅がきれいな季節は、
水戸は一番寒い時期で、私はあまり見に来たことはありません。
観梅の季節、週末は町中が混雑するので、地元の人は出歩きません。
私がこの神社に来るのは、成人式以来…かなあ?(ううう…昔だ~)
神聖な空気は変わらず、とても厳かなたたずまいです。
実は、兄夫妻はこの神社で、二人だけの結婚式を挙げました。
そして披露宴では、人前結婚式もしました。(私は身内なのに、司会で盛り上げました!)
そして今、娘の七五三を同じ神社で祝います。
おめでとう!本当に、おめでとう!
とてもやんちゃですが、それが又とっても魅力的な姪っ子です。

夜は、近所のホテルで食事会をしました。
ロビーはすっかりとクリスマスの雰囲気でした。
家族みんなで記念写真を撮って、
今年の頑張りを慰労して「あともう少し、今年も元気で頑張ろう!」と誓いました。
両親にとっても、楽しみにしていた行事です。
無事に終わってホッといたしました!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年12月11日 09:20

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