さてホテルでは、ブライダルとお別れ会に兼用されているキャンドルタワー。
この写真を見る限り、冠婚葬祭どちらのものか!?分かりませんよね。
これは以前、ホテルで行われたお別れ会の時の写真です。
たくさんの洋花に飾られたピラミッドキャンドル・・・
「どうぞお2人の幸せが末広がりに広がっていきますように!!」
と思わずコメントしたくなるような飾りです。
しかし、葬儀ですからね。
「故人の暖かい、温もりをお感じ取りください」となる訳です。
祭壇と入り口付近のキャンドルタワーの火が、
予め点灯されており、参列者は薄明かりの中をご入場。
キャンドルの炎をクローズアップさせるための演出ですが、
この照明ではお年寄りには、厳しかったかもしれませんけどね。
ホテルならではの演出でしょう。

このお別れ会は、着席のコース料理で、
献花はプール状の献花台にお花を浮かべて頂く方式です。
テーブルのお盆に並べられたお花を持ち、献花台に進んで頂きます。
遺族親族が色とりどりのガーベラで、参列者は白いランの花です。
この辺りも志向がお洒落ですね。
またメモリアルコーナーもちゃんと設置されておりました。

さて、私はこのホテルで、時々ブライダル司会も担当させて頂きます。
ブライダルは通常2時間半を予定しますが、
このお別れ会は2時間が予定されています。
ブライダルでは、入場、プロフィール紹介、主賓挨拶、
ケーキ入刀、乾杯までで約30分。
その後、コース料理がスタートします。
このお別れ会も始めの30分で、黙祷、ナレーション、喪主挨拶、献花・・・と、
どんどん進行し、早めに食事をスタートさせなければコース料理が時間内に出せません。
コース料理が組まれていると、お食事が主体になりますので、
進行を食事に合わせて、組んでいく感じになりますね。
その点、慌しさを伴いますが、ビュッフェ形式だと、
進行主体に組めるという利点はあると思います。
更に人数が読みにくい葬儀では、ビュッフェの場合が多いですね。

それにしても祭壇、卓上花共にブライダルより豪華なのには驚きます。
葬儀も様変わりしていきますね。
ただ洗練された葬儀の中にも、風習や仏式を完全に切り離した葬儀は、
寂しいような気がします。
施行する側は、ただ単にブライダルの逆ね・・・
という考えを持たないように気をつけたいものです。