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2008年03月24日

葬儀司会の講座を終えて1 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

喉が腫れて痛い、真っ赤に燃えて、声はガラガラ。
セミナーが終わるとグタッーとなるね。
第33回葬祭セレモニー司会術「ベーシック講座」が終了しました。
10年続いている綜合ユニコム様の司会講座が、
開始当初から見ると、参加者も内容も随分様変わりしました。


現在の参加者の受講動機は、自分自身の研鑽のためが一番多いが、
中には後輩の指導方法を学ぶためや、葬儀(知識)の更なる勉強のためや、
プロ司会事務所でやっていくため(自分の事務所で教えてもらわんかい!)、
会社の方針とは違うが、まったくの素人だから最初が肝心派だったり(独立派)、
会社のスタッフは全部参加しているからだったり(社員研修の一貫)…。
何にせよ、皆様に飽きられもせず、よく続いているなあと思います。
しかも最近の受講者は、フィードバックで発声練習もかなりやってきていて、
頭ごなしに怒ることも出来ずに、また癖のある司会が影を潜め、
…私は…何と言おうか…まあ、不満タラタラなんだよね。
こんなことなら、悪い例の司会者をサクラでもいいから混ぜるべきか。
(なんちゃって)



振り返ってみれば10年かけて、限られた時間内での教え方のコツが…。
手っ取り早く、巧みに、上手く…司会者の養成が可能になりつつあります。
しかし、時間的制約は如何ともし難く、頭を悩ます点ですが、
その講習のフォローとして、今回新たにお手本CDを受講生全員に配布しました。
CDの中には、配布テキストの「弔電」や「ナレーション」が7作品入っています。
それはFUNETでの「司会音声E-ラーニング」の効果絶大の結果による自信と、
IT環境の進歩でCDが容易く焼けるようになったことも関係があります。
今の時代、司会講座でCDを添付するのは当たり前なのでしょうね。
今後益々、受講生が上達すること間違いないでしょう。

実はこのCD配布を前提に講座を組み立てることで、
今までだったら粘りに粘って直していた箇所も、
ポイントの徹底説明に切り替えることが出来て助かりました。
それに伴い、PPTのプレゼンテーションを大幅に更新しています。
まあ、その時間が掛かったことといったら、面白いじゃありませんか。
テキストを作る喜びに満ち溢れていた…は、いいけど、一体何を作っていたのか?
そんな感じで過ごした数日間、それから修正と訂正の日々が数日間…。
疲れてテキストなんか見たくなくなって、見なくなった日々が数日間…。
もうこんな日々に、終わりなんてないのじゃないかと思っていたら、
ちゃんとやってきました締め切りの日が…これは喜びですな。
自分じゃ止めることが出来ないから、物理的に締めていただきましょう。



受講後のアンケートの結果には大満足です。
ただ私自身は、達成感がもう少し欲しい。
つまり私自身のアンケート結果が、一番ダメだったということでしょうか。
新テキストですから、修正したい点がたくさんありますね。
今後の課題です。

続く。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年03月24日 09:00

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