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2008年04月17日

接遇セミナー報告 その1(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

3月末に綜合ユニコム主催、セレモニーアテンダント養成講座がありました。
お蔭様で、10回目を迎えました。
この度、綜合ユニコム様から発刊した「セレモニーアテンダント養成講座DVD」は、
このセミナーを元にして、私が監修させていただいたものです。
今回のセミナーには28名の方が、全国から集まってくださいました。
内訳は、葬儀社の経営者から経験0年という方まで、本当に様々です。
いつものことながら、受け取る方のキャリアが違う中で、
全員に理解していただける物をお伝えすることに心を尽くしました。


会場となったのは、マルキメモリアル21の葬送館「スペースアデュー」さんです。
遂1月前にDVDの撮影でお借りしました。
何だか実家に帰ったような懐かしさです。
ここに初めていらっしゃる受講生は、まずこのホールの作りに驚くようです。
セミナーの休み時間には見学することが出来ます。
撮影の許可も取ってありますので、皆さん携帯を持ってウロウロしています。
終了後には、エンバーミングの部屋も見学させてくださいます。
私も今回は、エントランスから撮影させていただきました。
この日、セミナー会場横には、棺のオンパレードです。
最近は明るいイメージの棺が多いですね。



さて、セミナーです。
10回の開催の中で、マイナーチェンジをしながら、
受講生の皆さんに喜ばれる内容をお届けしようと頑張ってきました。
セミナー全体は6時間弱です。
この中でどうしても、アレもコレも・・・と思ってしまいます。
早口になったり、勢いが良すぎて飛ばし過ぎたり、その度に自己反省したり、
受講後アンケートでご指摘いただきながら、試行錯誤を繰り返して参りました。
その経験の中から、セレモニーアテンダントの何にテーマを絞ればいいのかが、
だんだんと見えて来たような気がいたします。
それは、「実践」です。
接遇の「アクション部分」を掘り下げて行くことだと思っています。
今年度のテーマは、「接遇アクション改革」にしましょうか?
もちろん、そこには「心」が伴わないといけません。
しかし「初めに形ありき」です。
形を作りながら、経験や実戦の中で、心を入れて行く。
それが一番早いような気がしてきました。



午前中は、セレモニーアテンダントとしての「マインドの部分」と、
「7つの接遇スキル」を解説しながら、実践して行きました。
「7つの接遇スキル」は、午後のロールプレイングを進めて行く上で、
出来なければいけない、葬儀接遇の心臓部分です。
経営者から0年の方まで、共通するのはとにかく「基本に忠実に」ということです。
中には、指導する立場のリーダーもいらっしゃいました。
リーダーは指導する内容が自分でも出来ないと、他人に教えることは出来ませんし、
周りのスタッフも着いて来てはくれません。
私は、皆さんが基本に立ち戻るこの時間をとても大事にしたいと思っています。 

つづく

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年04月17日 09:00

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