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2008年05月07日

ある葬儀社団体の、新人スタッフ研修会報告(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

春です!新入社員の季節です。
今年も、ある葬儀社団体の新人スタッフ研修会が開催されました。
スタッフのみなさんは、日本全国から集まります。
2泊3日の行程で、葬儀スタッフとしての初級段階の様々を勉強します。
講師は、全員が現場のプロです。
私も1997年からご縁があって、お手伝いをしています。
葬祭接遇講師としても、この研修会の経験は私を大きく育ててくれました。
「ありがとうございます!」


葬祭業界のこの10年は、大きな変化の時代でした。
この研修会に初めて伺った10年前頃に比べて、
スタッフの皆さんの様子も大きく変わりました。
若者が増えました。
そして女性も増えました。
もうひとつ、熱心なスタッフが増えました。
全体のレベルが大きくアップしています。
この団体の成長振りが伺われます。
この研修会に、一生懸命取り組ませていただいた私としてはうれしい限りです。



この3日間の最後の講義が、私の葬祭接遇です。
3日目ともなれば30人ほどの受講生もかなり打ち解けて、
雰囲気はやわらかくなっています。
もう長いことお手伝いをしているので、今回のスタッフが、今現在、
現場で指導を受けている先輩や上司が新人の頃を私は知っています。
その先輩に私のことを聞いてくる人は、私に気軽に話しかけて名刺交換をしてくれます。
私からも「○○さんは、元気ですか?」「頑張っていますか?」
などとお尋ねして、共通の話も弾みます。

この研修会で、受講生の葬祭経験は0年という人もいます。
現場の先輩として私は、「何を伝えてあげようか・・・」と考えます。
葬儀の仕事に対しての甘いことは決して言えませんし、
かといって怖がらせるようなことも言えません。
葬祭接遇という切り口で、より良く葬儀の世界を知っていただき、
これからもずっと長く頑張っていただけるようなお話をするように努めています。
現場仕事は、机の上だけのお話ではありません。
知識も大切です。
そして具体的な実践も大切です。
ですからトータルで学んでいかなければならない、奥の深い分野です。
この研修会を通して、少しでも仕事へのモチベーションが上がってくださったなら、
講師として頑張っている私達も、とてもうれしいです。
次回は5月に開催されます。
又、新たな新人の方々とお目にかかります。
今から楽しみです。
皆様、大変お疲れ様でした!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年05月07日 09:00

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