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2008年07月24日

実践講習会報告 当日 (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

「蒲郡」近くの葬祭ホールにて、接遇研修会がありました。
年4回の接遇研修会、今回で3回目となりました。
葬祭ホールを使ったロールプレイング研修会です。
様々な葬祭センターから集合したスタッフによる模擬葬儀も行われました。
この地域に多い、真宗大谷派の葬儀進行です。

 

私は以前から考えていますが、
模擬葬儀を葬祭ホールのイベントで開催しても面白いと思っています。
スタッフが葬儀進行で、何をどのように大切にしているのかを、
見ているお客様にお知らせするのです。
実際の葬儀では参列していてもあっという間に過ぎてしまう様々なことを、
「実は、葬儀社側はこんなことにも気遣いをして、大切にしているのですよ」と、
伝えることができます。今度、ご提案してみましょうか?

今回も、グループ分けされた7組が3人体制のチームを組んで、
実践トレーニングが行われました。
毎年、研修会にいらっしゃるスタッフがいます。
そういうスタッフとは毎年お目にかかり、
さらなる成長を見ることが出来て、私もとてもうれしいです。
成長の度合いを見ながらアドバイスが出来るのも、この研修会の特徴です。

様々な葬儀社様で言えることですが、スタッフの能力には、ばらつきがあります。
同じ葬儀社の中でも、ひとり一人の成長プロセスは、千差万別のようです。
もちろん意識や心の向きは同じようであっても、
現場に立つときは、最終的には個人の能力がモノを言います。

どんなに有名な葬儀社様でも、
名前に胡坐をかいて努力をしなければ、実力は落ちていきます。
逆に有名な葬儀社ではなくても、現場スタッフの能力が高く、
気持ちがお客様の方角に向いていれば、お客様に好かれる葬儀社になります。
確実に言えることは、「コツコツと小さな努力を積み重ねて行くしか、
良い葬儀社になる方法は無い」ということです。

今回講師をさせていただいた葬祭団体様とも、
研修会としてお付き合いして10年近くが過ぎます。
10年近くの中で、徐々に優秀なスタッフがあわられてきています。
これはスタッフ個人の意識の向上だと思います。
そして、一握りの優秀なスタッフが、少しずつ周囲を刺激していきます。
「自分達にも、出来る」ということを周りのスタッフに見せて、
いい影響を与えていることでしょう。

今回はあるグループが、とても上手でした。
見ていて、晴れ晴れと気持ちがよかったです。
周りのスタッフも、いい意味で影響されて欲しいと思います。
次回は、今年度最後の研修会になります。
スタッフの大きな成長をとっても期待をしている、講師の私です。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年07月24日 09:00

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