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2008年09月29日

デジタルフォトスタンド(フレーム) (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今はもう誰もがデジタルカメラを持っている時代といっても過言ではない。
世間はアナログ時代に別れを告げ、あっという間にデジタルに席巻された。
さて、一般に人々はどのようにデジカメ写真を楽しんでいるのやら。
毎回きちんと印刷している?
おまけにアルバムに整理して貼りつけている?
…なんて人は、まずいないでしょう。
普通はパソコンやカメラにそのまま保存。
酷い人は、その場で見てお仕舞い。
ただ、何かの機会に、チラッと見る程度の人が大多数ではないでしょうか。
せっかくのデジタル写真、活用しない手はありません。

そこで登場するのが、デジタルフォトスタンド。
簡単にいえば、<電子写真立て>なんです。
メディアに(SDカードやメモリーステックなど)撮った写真データを、
そのまま液晶モニターが映し出す、というわけ。
またセッティング次第では、スライドショーにもなるし、ずっと同じ写真にもなる。
その他にも色々と、付属のアイデアが付いていて面白い。(時計やカレンダーなど)
このデジタル時代に、なかなかの優れもの。

かつてソニーが、この業界に参入していたらしいのだが、今、再登場した。
量販店の家電コーナーは、少しずつエリアが拡大され、
市場は活性化し、ずっと横ばいだった売り上げが半年で5倍位になったらしい。
このソニー商品には3機種あり、魅力的な部分も多い。
が、私としては納得できない点もあるのだ。

実は、弊社のFUNETでも簡単スライドショーとして取り入れている。
これらは個人使用の範疇では何の問題もないのだが、
使用が営利目的になると音楽著作権等の問題が発生し、その対応に苦慮した。
今でもオリジナル音楽は創り続けている。
しかし、それだけではなく、文字の入力が出来ないというのも問題だった。
文字(原稿)を、画像に変換するというのは出来ないことではない。
しかし普通の人が、フォトショップを使えるというのは…時期尚早だろう。
そこで知恵を絞り、(私が工場長の頭を絞り)システムを生み出すのだ。
誰もが簡単に、<文字が画像に変換>できるように。

ソニーのデジタルフォトフレーム(5月頃発売)も調査の対象である。
しかし、営利目的が前提という点で、色々と思うこともあるが、やはり一長一短である。
あくまでも個人での使用が前提だから致し方ない。
まだ調査は継続中である。
さらには、<立体デジカメ>の登場で、そう遠くない将来、
写真技術そのものが変化するかもしれない。

いずれにしてもコンプライアンスはしっかり守って、
葬祭会館の中で思い出の写真を楽しみたいものだ。
突然吹いた思い出の風に煽られて
…それぞれの時代のページが捲られていく。
そんな風に、使いたいなあ。


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年09月29日 09:00

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