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2009年01月21日

「父の介護日記」 (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨秋、東京に越して来た実父の容態が思わしくなく、お正月早々入院しました。
2年前ほどから、脳梗塞を患っています。
医師からは「よくなることは、ないでしょう・・・」と宣告されています。
昨春の頃から「いつ、何がおきてもおかしくない状態です」とも言われています。
「ならば、早い内に私の近い場所に」という結論で、両親共東京に引っ越しました。
引っ越した暁に私達を待っているのは「父の介護」ということは分かっていました。
父は引っ越した頃は、自分で歩くことも出来て、近所の公園を散歩したり、
東京の暮らしを楽しんでいました。
しかし年末から正月にかけて急激に調子が悪くなったのです。
この状態が病気のせいなのか、認知症が原因なのかが、素人の私達には分からず、
年末から病院も休みということで、父を自宅で介護しました。
その1週間あまりの日々は、本当に大変でした。


自宅介護をしているご家族は、たくさんいらっしゃると思います。
私達の体験なんか、序の口かも知れませんが、なにせ介護初心者の母も私も、
どうしてよいのか分からず、壮絶な現実でした。
とにかく二人で力を合わせて、出来ることを尽くした・・・という感じです。
夜中の介護が続き、母は倒れそうでした。
それを支える私達家族をも巻き込みました。
父は、年明けには入院することが出来ましたが、この病院に長くいることは出来ません。
入院早々、次への転院の話がされました。
もちろん私達家族は、納得せざるを得ません。
今年は初めから「父の介護」という、いつ終わるとも知れない戦いが始まりました。



仕事と家庭、そして親の介護という現実とどのように折り合いをつけて、
そして進めて行くかは、私にとっての大きな問題です。
母を支えながら、父の残された人生をどのように歩めるよう、サポートするのか・・・。
「QOL」(質の高い人生を送らせてあげる)などと言葉で言うことは簡単ですが、
それをどのように実行するのか・・・。
私達には何が出来て、何が出来なくて、父はどうして欲しいのか、欲しくないのか・・・。
毎日考えても考えても、未だ頭と心が着いて行きません。
目の前にあることをひとつずつクリアして行くことだけで、精一杯です。
その中で、確実に父の人生は最終章を迎えつつあるのです。


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年01月21日 09:00

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