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2009年07月23日

ゴムの木の生命力(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

弊社の事務所には、植物が育てられています。
「おくりびと」の山崎努のような部屋ではないけれども、
それでも植木鉢が6つもあります。
そして、その半数がゴムの木…。

なぜ、ゴムの木の鉢が3つもあるのか。それは、挿し木をしたからです。
「ゴムの木(本体)が大きく成長し過ぎたから、挿し木をしてくれ」
と社長から指令を受けたのが、去年の8月頃。
当時、私は何ら挿し木に対して知識を持ち合わせていません。
とりあえずインターネットで幾つかの事例を調べ、
5月~7月の間に本体から枝を切って新しい鉢に植えれば何とかなる程度の知識で、
8月の初旬あたりに挿し木を実践しました。

しかし、挿し木で一番重要なのは、その時期。
ゴムの木の成長期は、5月~6月。
本来ならその時期に挿し木をしなければなりません。
しかし、私が挿し木をしたのは8月。
当初は何とかなるだろうと思っていましたが、
一向に根は生えず、葉は育たず…。
水は毎日与えるのですが、11月頃に茎がシワシワになってきたのを見て、
いよいよ危機感を覚えました。
「こいつは、死んでしまうかもしれない…」

ちょうどその頃、天使の声がありました。
その天使とは加藤先生。
「ダメよ。挿し木はもっと小さく切るのよ。
 最初は鉢に植えるのではなく、根が出るまでコップで育てるの。」
神にもすがる思いとは、このことでしょう。
もはや瀕死のゴムの木をさらに小さく切って、
コップに水を入れて何とか復活を祈りました。

それでも、一向に根が出る雰囲気すらなく…
もう諦めるかなと思っていた4月頃。
ふとコップに目をやると、一つの挿し木の茎から、
小さな根が出ているではありませんか!
おお、神よ。待った甲斐があった。

この時、物事の成長には、【時期】が大切なんだなと実感次第です。


さてその後、どのような感じで成長しているかは下の写真の通り。
左の写真が今から3週間前、右の写真が現在の様子です。

 ⇒  

一番危なかった(枯れそうだった)挿し木です。
最近、ようやく根が出て、芽も伸び始めました。
(まだ、コップの中で育っています)

 ⇒  

この挿し木は、バランスよく育ってます。
一カ月程前に鉢に植え替えたかな。

 ⇒ 

これは、一番生命力がある挿し木。
鉢に植え替えたのも早かったのですが、
2週間前は青かった葉が、もう一人前の色をしています。
素晴らしい!


本当にゴムの木は、生命力がすごいですね。
9ヶ月も冬眠できるんだからね。
そのバイタリティと忍耐力には、見習うところが多いですな。
(自分の挿し木時期のミスで、辛い思いをさせてしまったのですが…)
何とか生きてくれて、ありがとう!

というわけで、ゴムの木(挿し木)の話でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年07月23日 09:01

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