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2009年08月11日

葬祭ディレクター試験対策in宮城 その2(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

前日の夜、事務局の方と打ち合わせをしながらお食事をご馳走になった。
余談で、漸くホール建設が数か所に渡って進んでいるということ、
また来年度以降も同様に建設の予定があるという・・・非常に喜ばしい。
この10年近くセミナーで呼んでいただいているが、皆様が<
葬祭ホールの建設に向けて熱い思いを持っていらっしゃったのを見てきたので、
この日のお酒は、殊更美味しくいただきました。

初日の講習が始まりました。
昨年は、講座を受講した方の合格率が良くて、受験予定者には是非にと思うのですが、
何せ仕事柄どうしても外せない事情もあるようです。
まずは1.2級合同で実技筆記の講座からスタートしました。
今年は新設の問題の中から(2級は6問・1級は13問)、1問は出題する
ということですから、はじめにその問題をやります。
ところが、2級でさえ、まるで入社試験のように難しい。
次の用語の説明を、とあって、バリアフリー、エコロジー、知的所有権、付加価値、
小切手、収入印紙、第三セクター、WHO、パブリシティ、条例、e-メール・・・など、
全部で17問が出題され、1級に至っては更に、次のような用語が24問も・・・
レセプト、孤独死、突然死、法定後見、諷経、声明、土砂加持、聖体拝領・・・
難しいので、字が読めない人が続出です。
諷経は「ふぎん」と読みますし、声を出してお経を読むことで、
反対の言葉としては、念誦「ねんじゅ」・・・心に念じ経文を読むこと。
声明「しょうみょう」と読みますが、「せいめい」と読む人が続出していました。
土砂加持「どしゃかじ」と読みまして、土砂を加持することにより穢れを成仏させ・・・
まだまだ色々ありますが、私は非常に問題が良くなったと思っているのですが、
受験する方にとっては、超難しいー!というのが実情のようです。

幕張の講師は長年一緒にやらせていただいているK講師です。
この方の訛りには何とも言えない味があり、皆をまとめて引き連れる能力に長け、
おまけに教え方も抜群に上手い。
見てください、皆の動きがシンクロしているでしょ。(10点)
K講師との年に一度の出会いは、色々なお話をお伺い出来るいい機会なのですが、
この日の夜も、面白いお話がいっぱいありました。
(お忙しい中、お付き合いいただきありがとうございます)
私も遠慮せず、思ったことを言わせていただいていますが、
最終的に目標とする所はお互いに同じです。
少しでも良い葬儀社であって欲しい。

二日目の幕張の講習の時から、1級と2級に分かれます。
このメンバーの中にも、昨年139点で落ちた人がいました。
今年はしっかり勉強すると、物凄い意思が感じられました。
接遇実演と司会実演、一度落ちた人は迫力が感じられます。
今年はきっとやってくれるでしょう。
学科の模擬試験問題では、7割という目標を達成できない人が続出。
つまり・・・合格へ向けて勉強するしかありません。

この宮城県の一部では、骨壺の大きさは標準で8寸。
少し身体の大きな人だと9寸を使うこともあるとか。
結構大きなのを使いますねえ、関西に比べるとほぼ2倍。
これも地方により様々なんです。

あっという間の二日間が終了し、今度は平塚での講習会。
また前泊で入りますが、見てください、このテキストの量を。

講習会だけで全部の量はこなせないのです。
だからこそ、講習会が終了してからの取り組み次第で試験の結果は大きく左右されます。
今後の皆様に大きく期待していますよ。
では、大変お疲れ様でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年08月11日 09:00

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