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2009年11月09日

ラジオ(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

車を運転する機会が増えるにつれて、ラジオをよく聞くようになりました。
運転中、手や眼は運転に集中しているので、空いているのは耳と口。
それで、自然とラジオを聞くようになったのでしょう。
日常生活で使用するメディアは、ほとんどコンピュータと携帯電話になっていますが、
車では依然としてラジオを聞いているのですから、
メディアはその時々で使い分けているものですね。

車では、他に音楽を聞くこともありますが、
ラジオの良いところは、リアルタイムの情報を教えてくれるところです。
特に、都心での交通情報は重宝しています。
首都圏は、毎日、渋滞してますからね。
特に事故渋滞だと全く動かないこともあるので、
ラジオの生の情報は神の声でもあります。

最近では、ラジオは遊び道具の一つでもあります。
どんな遊びかと言うと、ラジオから出てくる声を復唱して真似る遊び…。
(一人で運転するときの遊びですよ!)
ラジオのパーソナリティは、プロのキャスターが多いので真似るのも大変です。
そこでラジオの声の1秒後くらいに復唱して、
自分の活舌や言葉のキレ、音の変化(高低やスピード)が、
足りないと自覚する遊びになります。
これは、本当に難しい!心で地団駄を踏みながら、時間潰しには最適です。

ちなみに良く聞くラジオ番組は、通勤時間に合わせて流れる
FM東京の「クロノス」と「ブルーオーシャン」。
パーソナリティは、前者が元Jリーガーの中西哲生さんで、
後者はズームインサタデーのキャスターでもある望月理恵さん。
(すみません、ローカルな話で…。)
両方を聞いていると、二人の声の技術に差がありすぎて、
男性の方は聞いてられません。
司会研修に来られた方は、その違いがハッキリ意識できると思います。

ま、パーソナリティは声の技術だけではなく、
人柄や話題の豊富さも重要なのでしょうけれどね。
それにしても中西哲生さん、がんばれ!

そうそう、少し話が変わりますが、何気なく「ラジオ」と書いていましたけど、
「ラヂオ」と書く人もいますよね。英語表記の「radio」の影響でしょうか。
広辞苑では「ラジオ」の表記でした。
「ジ」と「ヂ」は、発音も違うのかな…と思って調べてみたら、
「四つ仮名」って言うんですね、これ。
参考:四つ仮名(ウィキペディア)

自分なりに四つ仮名について纏めてみると、
『かつて「ぢ・じ・づ・ず」の四つの仮名は、きちんと使い分けられていた。
 「ぢ」「づ」は、それぞれ破擦音の「ディ」「ドゥ」のような発音であった
 と考えられる。室町時代末期より、「ぢ・じ・づ・ず」の混同が始まり、
 江戸時代には完全に同音になった。発音が変化すると、文字の書き分けも
 混同を起こすことになった。1695年発刊の『蜆縮凉鼓集』は、「しじみ」
 「ちぢみ」「すずみ」「つづみ」に因んで題した書物で、【四つ仮名】の
 区別・使い分けに警鐘を鳴らした書物である。』
ということになるでしょうか。

思い返せば、年配の人で四つ仮名の使い方に厳しい方がいますけど、
こういう歴史の流れがあったのですね。
漢字の読み表記は、誰でも迷う時があるのではないでしょうか。
しずむ?しづむ?しずく?しづく?さかずき?さかづき?かんなずき?かんなづき?
日本語は難しいですな。

それでは、また。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年11月09日 09:00

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