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2009年11月05日

アプローズ・・・(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

有史以来、青いバラを作った人は現れなかった。
バラの原産地はヒマラヤ周辺、そしてバラが世に出て5000年・・・
その間巷では、もし青いバラを作れたらノーベル賞ものだとか噂されていた。
バラには、そもそも青い色素がないのだ。
それほど不可能の代名詞だったのだが、日本はまたまたやってしまった。(カッキーン)
特大ホームランをかっ飛ばしたのは、サントリー。
正式には、サントリーホールディングス植物科学研究所だ。
1990年から遺伝子組み換え技術を使い、青いバラ作りに挑戦。

14年間も掛って2004年に完成し、このたび認可がとれたため11月3日から販売。
14年間も研究させてくれるなんて、どう転ぶかも分からないのに・・・
良い会社だね・・・今日はサントリーのモルツにしようっと。
ブランド名は「アプローズ」だって、
「えっ、プロポーズ!」いや「アプローズ」うむうむ。
意味を調べると「喝采」・・・♪いつものように幕が開き、恋の歌・♪(ちあきなおみ)
店頭価格はそれなりに高くて、1本2.000円~3.000円らしい。
(でも、買ってみたい)
花祭壇で使われる日が意外と速くくるのではないでしょうか。
また、バラやカーネーションに直接印字する印刷機が随分前から出ているけど、
(花びらに「ありがとう」などと直接印刷するのです)


参照http://japanese.engadget.com/2006/01/30/flower-printer/

文字が印字された献花というのは、今尚お目にかかれません。
印刷機もそんなに高価ではありませんから、どうぞ一考を。
皆さん、日本企業を応援しましょう。

この記事がでている頃、私は米国に武者修行。(研修です)
一週間ほどあちこちを見て回るのですが興味があるのは、
NFDA(全米葬祭ディレクター協会)の葬祭ディレクターの教育。
葬祭ディレクターを目指す人たちが、最初に勉強することは、
「葬儀後のアフターケアについて」の知識からで、
この項目からスタートするのが凄い。
これが葬儀の中で、重要な要素を占めるからだ。
日本の業者様とは、ちと発想が違ったのでは・・・。
また、インターネットで教育を行っているというのも大賛成。
これも日本の業者様とは、ちと発想が違ったのでは・・・。
更には音楽著作権についても、葬儀会館で許可なしに音楽を流したり、
奏者が演奏したりしたら罰金が課せられる。
罰金の額も3万ドル(300万円)程度まであるらしい。
この目で、確かめてきたい。
もっとも、日米の葬儀事情も異なるし、ディレクターの歴史もかなり違うから、
単純な比較はできないけどね。

「未来をみよう」のキャッチコピーでお馴染「VUZIX」(ビュージックス)。
目の前に大型スクリーンが登場し、なかなかの迫力です。

SFが浮かんだのですが、人が生まれて直ぐにこのメガネをかけさせたら、
自分がどこにいるのか不明だし、バーチャルなゲームのような世界の中に住んで・・・。
遠―い将来、小さなチップ一つで現実化しますよね。
今はゲームと防衛関連が中心の商品のようですが、
これも、もしかしたら教育素材として・・・使えるかなあ?
と思いつつ、DVDを楽しんでおります。
無駄ことでも、どう転ぶかわかりませんからね、買ってみる価値はある。
何か新しい発想に繋がればと常に思っています。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年11月05日 09:00

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