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2010年01月28日

海外視察研修⑯ ニューヨーク (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

世界一の高級葬儀社キャンベル視察が終わったら、
残りの時間は、思いっきりアメリカを楽しもう!
というわけで、バスに乗ってそのままヤンキースタジアムへ。
スタジアムは新築工事の最中だったけど、昨夜の優勝の余韻かファンが集まっている。
来年度からは、道を挟んで正面にある新球場に生まれ変わるのだ。
それにしても、あのヤンキーススタジアムがここにあるのか。
地理的には、やや治安が悪そうなところだった。(意外)

閉まっていたので球場内は覘く程度だったが、それでも野球好きの私は大満足。
通算ホームラン714本のベーブルースのコーナーが大きくて目立つ。
伝説のホームランバッターだが、意外と知られていないのが、
元々は投手として活躍していたということだ。
(オリオールズ、レッドソックスに在籍)
成績については詳細に書かないけど、初登板では完封勝利。
ただ投手としての数年間で、たまに打席に立つと、ホームランの数が目立ち始めた。

4割打者である球聖タイ・カップの言葉を借りれば、
「投手だからこそ、あんな大振りが許されたんだ」と。
タイ・カップの記録は凄いが、暴言癖もまた凄い。
日本では球聖と冠されて、あまり知られていないようだけど、
大リーグ史上最も偉大で、最も嫌われた選手である。
何しろ彼の葬儀には、球界関係者は数名だったと言われているくらいだから。
タイ・カップに批判をされながらも、ベーブは色々と試すことが出来て、
やがて大振りもするけどホームランバッターとして花開く。
ヤンキースに移籍してからは、最年少54本塁打を記録するが、
何が凄いかって、当時の本塁打2位はジョージ・シスラーで19本。
3倍以上の開きがあるって・・・圧倒的だろう。
凄いよなあ、俺ベーブのコーナーにいるんだぜ。(ヒデキ感激っ)

ヤンキース公認のショップでは、物凄い人。
優勝記念Tシャツなどが飛ぶように売れている。
しかし、ちょっと待てよ・・・現地ガイドが今朝購入した、
ワールドシリーズ優勝記念Tシャツが2.400円。
全く同じものが、ヤンキース公認のショップで売られていて3.400円。
ボラれている・・・皆、ボラれている、こんなことがあっていいのか?
そう思ったが、1着買った。(もしかしたら、2度と買えないかも・・・と思い)
これがその時のTシャツだ。

(アメリカサイズだけど、一度も袖を通していません)
松井がヒーローインタビューで、同じTシャツを来ていましたからね。

今日のお昼は久しぶりの日本食だけど、市内観光しながら向かうことになった。
バスはアフリカ系アメリカ人の文化の中心、ハーレムを通るとのこと。
ハーレムと聞けば、犯罪と貧困に喘いでいた頃の印象が強いが、
近年は環境改善が進み、ガラリと変わりつつあるらしい。

バスの中から、左右に並ぶ街並みを眺めながら、ガイドの話を聞いていた。
「私の先輩に、昔同じようにハーレムを回って解説をしていた時の話ですが、
ここは危険な(当時)地域ですから、目立つような写真の撮り方や、
食い入るように見つめるのは止めて下さいね、たまに撃たれることもありますから」
とその時、バスの左右の窓ガラスがガシャンと割れ、どうやら銃弾が貫通した?
「・・・」
一瞬、凍りつくバス内の空気。
「今のがそうです」
と、言ったらしい。
(信じるか、信じないかは、あなた次第です)

まだまだ続く。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年01月28日 09:00

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