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2010年04月13日

雑談情報 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

ハワイアンズからの帰路、いわき市にある環境水族館「アクアマリンふくしま」へ。
子供たちは水族館や動物園が本当に大好きなのです。
任天堂DSiLLで水の生き物の写真を取り放題、でその後加工して遊びます。
オットセイやセイウチの写真を弄るのは面白いでっせ。
ここは海沿いの水族館で、世界最大のタッチプール「蛇の目ビーチ」が併設してあり、
本物の砂浜で、直接海の生き物に触れる事が出来ます。
この日、ヤドカリをゲットしたのですが、持ち帰ろうとしたら係員から怒られました。
沖縄の海で取ったヤドカリは飛行機に乗せて持ち帰ったのに・・・(くやじいー)
また、シーラカンスの調査研究にとても力をいれている所であり、
映像館では定期的にシーラカンス発見時の調査隊の様子が映し出されていました。
商魂も逞しく、シーラカンス饅頭などという訳の分からないお土産までありましたが、
我々はそんなものには見向きもせず、シーラカンスアイスを食べました。(馬鹿)

環境水族館と謳ってあるだけに少しは勉強にもなりました。
北極の氷は、海水が凍ったものですから塩分を含むのが当たり前。
ところが南極の氷は、陸地に積もった雪が氷の塊に変わったものですから、
一切塩分を含みません。
(この事実を知らなかった私は、一体学校で何を教わったのでしょう)
南極大陸の氷の厚さは平均で2.500mもあり、
そこには数万年前の地球の空気が閉じ込められています。
この氷と空気を分析すれば、当時の地球環境を知ることができるのです。

また「アクアマリンふくしま」は、水族館のバックヤードツアーなるものをやっていて、
普段は見る事の出来ない水族館の裏側を見学させていただきました。
様々な水槽の裏側へ回り、正面から見たのとは違って意外と大きいのには驚きました。
それと魚がどれも小さく見えましたが、本当はかなり大きいのです。
それにチョウザメの寿命が平均100年位と言われたのには参ったね。
キャビアしかイメージがなくて、その魚の寿命なんて考えた事もなかった。
またキャビアが獲れるようになるまでのチョウザメの大きさも勉強になりました。

釣り堀体験のようなコーナーでは、入れ食いどころかまだ餌が空中にある時点で、
次々と飛びかかってくる銀鮭(だったと思うが)には閉口した。
しかも釣ったらリリースは出来なくて、必ず食さないといけないとか。
一匹80円で調理するスタッフも揃っていた。
少し愚図ってみたけど、係員が絶対駄目だと言う。
郷に入っては郷に従え、じゃないけど仕方がない。
5匹をあっという間に釣った。
それを持って調理場へ・・・すぐさま捌かれた。
ピクピクしていた・・・頭を落としても一部動いているモノも・・・
ゾッとしながら捌かれる様子を見ていたら、今度は衣を付けられて油の中へ。
うひゃー、と思ったが、ここまでくれば普通の調理と変わらない。
やがて香ばしい匂い・・・と共に食欲が増してきた。
出来あがり・・・家族で取り合い・・・あっという間に平らげた。
命を頂くっていう事は、やはり「いただきます」なんだ。

金子みすずの詞に「大漁」がある。

朝焼け小焼けだ大漁だ
オオバいわしの大漁だ
浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
いわしの弔いするだろう

今日は、全くの雑談でした。
では。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年04月13日 09:00

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