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2010年04月27日

出雲大社へ (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

島根県に、接遇セミナー開催で向かいました。
島根県は、関東地方に住んでいると本当にご縁の無い場所です。
私も仕事が無ければ行かない土地だったと思います。
しかし毎年伺っている内に、
県内には素晴らしい場所が多くあることを知りました。

安来にある「足立美術館」もそのひとつです。
アメリカの専門誌が選ぶ日本庭園ランキングでは1位だそうです。
枯山水の庭を中心に50000坪の広大な日本庭園が広がるそうです。
それから、ユネスコ世界文化遺産に登録された「石見銀山(いわみぎんざん)」。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような景観が広がるそうです。
どちらも機会があれば是非共行ってみたい場所です。
そして今回どうしても寄りたかった場所が「出雲大社」です。
これまで何度となく伺った出雲でしたが、
「出雲大社」には一度も行くチャンスがありませんでした。

 

研修会前日に早めに到着を計画して、いざ「出雲大社」へ向かいました。
出雲駅からバスが便利とのことで、路線バスに乗り込みました。
平日なのに一般のお客さんに混じって、多くの観光客がいました。
のんびりした町並みの風景が続いた時に、大きな鳥居が現れました。
出雲大社は、大国主大神(だいこくさま)を祀る神社です。
縁結びの神様としても有名で、この日も境内にはカップルが多かったです。
現在出雲大社は「平成の大遷宮」といって文化6年、
明治14年、昭和28年に続く御修造が行われています。
大国主大神も仮に神殿に祀られていました。
神話の国出雲には、色々な話が語り継がれています。
「いなばのしろうさぎ」もその中のお話です。

 

この日は時折雨交じりのお天気でしたが、
境内の静かな時間は、日々を振り返るのにとてもいい環境でした。
私はこの1週間前に父を亡くしていました。
葬儀や手続きなどに忙殺されて、
やっとこの出張で自分と向き合う時間が取れたといってもいいくらいでした。
父も好きだった梅の花が満開の季節に訪れた出雲の地は、
私にとって忘れられない旅になりました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年04月27日 08:08

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