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2010年12月24日

クリスマスですが、徒然なるままに(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

クリスマス・イブということで、とりあえずはクリスマスネタから。
Message from Santa
子ども向けにクリスマスメッセージビデオを生成するサービスです。
任意の写真を映像内に挿入することができるので、
いかにもオリジナルビデオのように仕上がる感覚を得られます。
また、名前の部分の音声が自動合成されるのですが、
いかにもコンピュータが生成したような片言の日本語になります。
その点も、外国人が出演者ということで自然に聞こえてきます。
全体的に良く計算されていて、よく出来ているなと感心するばかり。
小さな子どもは、特に喜びそうです。
私も試してみましたが、楽しかったです。
ウェブ上で動画を生成できるとは、インターネットの進化は早いですね…。
私も、もっと勉強しなければならないと自省するばかりです。

さて、クリスマスネタを続けたいところですが、話が変わります。
自社ホームページのニュース欄から拾ったトピックです。
「お悔やみ欄を見て空き巣が侵入、容疑者逮捕」というニュース。
参考:空き巣:お悔やみ欄見て市職員が侵入 容疑者逮捕--長崎
長崎市職員が新聞の「お悔やみ欄」で葬儀情報を取得し、
昼休みを利用して、…というか悪用して、喪家に忍び込んだそうです。
葬祭ディレクター技能審査の問題で「弔電の送り先の問い合わせ」という
類似問題がありましたが、実際のニュースは初めて聞きました。
しかも、公務員。
借金返済のための犯行だそうですが、許されない行為ですね。
こっそり家に侵入するという意味では、サンタと似ていますが…。
自分の情報は、自分で管理して守らなければならない時代と思うと同時に、
特に葬儀においては、周りでサポートする方々も、
喪家を気に掛けてあげることが大切なのでしょう。

クリスマスから離れていきますが、ニュースつながりということでさらに別の話題。
NHKが「無縁仏」の特集を組んでいました。
今年は、「無縁○○」のドキュメンタリー番組が多いです。
内容は「悲しみのない死」のエッセイでも書いたように、
地縁の減少によって、高齢者の孤独な死が社会問題になりつつあるというものです。
インターネットで「世界」とつながれるはずなのに、
「無縁」問題が起こるというのは、何とも皮肉ですね。
コンピュータで情報と情報のやり取りが増える一方、
人と人とのふれあいは減っているということでしょう。
葬儀などのイベントは、「家」という単位を超えて、
「地域」や「村」の助けがあった方が当事者の負担が減って良いのですが、
「ご近所付き合い」といった人間関係も、現代社会では築きにくいのでしょう。
「家」という家族単位の付き合いでさえ減って、
「無縁」問題が言われるのですからね。
特に都会では、そう思います。
クリスマスをきっかけに、少しでも縁が見直されると良いですね。

ということで、クリスマス・イブにも関わらず、
気の利いたエントリーも出来ずじまいですが、良いクリスマスを!
Message from Santaは、ぜひ試してみてください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年12月24日 08:52

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