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2011年02月15日

通信教育の学び(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

私は、浄土真宗本願寺派の教義を勉強する通信教育の学校に、
昨年9月に入学しました。
そこには「通信教育生の会」というものがあります。
3年間に渡る通信教育の期間、
テキストだけを頼りに一人で学んで行くのはとても大変なことです。
その為に東京地区に作られているのが「通信教育生の会」です。
この会は、同窓会組織もしっかりとしていて、
諸先輩方にも支えていただきながら学んでいます。
年間19回の勉強会は、浄土真宗本願寺派本願寺築地別院の施設を
お借りして行われていますので、今、月に数回は築地に通っています。

すでに9回の勉強会が終わり、いよいよ後期に入りました。
私が通う学習コース1年は、20名ほどの教育生が在籍しています。
他には得度を目的とする人が通う専修コースと入門コースがあります。
(弊社の井手は専修コースの卒業生です)
皆さんは毎回関東地方の様々な所から電車を乗り継いで通って来ます。
年代は、ほぼ私より先輩の方々です。
1学年の最後には、進級試験が行われます。
そろそろ課題発表が行われる時期になりました。
5教科の中に「おつとめ」という勉強があります。
そこでは、礼拝の心得や、姿勢、念珠の持ち方、合掌礼拝の仕方、荘厳の心得、
作法等などをはじめ、仏前での「礼拝読経」の勉強もします。
入学すると同時に、正信念仏偈(正信偈)の勉強が始まりました。
正信偈は、宗祖親鸞聖人の主著「教行信証」の一部で、
浄土真宗のエッセンスがたっぷりと入っているお経です。

葬儀の仕事で耳にはしていましたが、実際におつとめをするのは初めてでした。
すべての宗教は古代から音楽が密接にかかわっていて、
声明という形でお経を音楽に乗せて伝えた力はとても大きいようです。
お経を学びながら嬉しかったことは、
「こんなにも、歌うように唱えるのか・・・」ということです。
教科書には楽譜が示してあって、音程は厳しく教えられます。

早速お経のCDをインストールして、どこに行くにも持ち歩き聞いています。
毎朝の正信偈のおつとめは欠かしません。
読経は、元気細胞のセロトニンを活性させることでも有名です。
その意味に心を馳せながらを唱えるおつとめは、私に元気を与えてくれます。
当面は、進級試験に行われる「正信偈」読経の勉強が続きます。
私は放課後に3年生の先輩(おじさま方)に声をかけさせていただき、
積極的に自習もしています。
では又後日、学習の様子を書かせていただきます。  
南無阿弥陀仏

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年02月15日 08:00

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