ＭＣプロデュース

忙しい状況に置かれると気付くこともあって、
状況が過酷になると、優先順位をより意識するようになります。
時間は有限なので、例えばリラックスする時間は切られます。
睡眠時間も切られます。エッセイの時間も、限られるようになってしまいます。
以前は、そういう時間もありましたが、
そういうものは、本来やりくりして得ていくものだと痛感します。

平和な時間に慣れ過ぎていたのでしょう。
同業他社がいればシェア争いが起こるし、
それに勝っていかなければならない。
それもできるだけ魅力的に勝つ。
余裕を持ってスマートに勝って、次の仕事にもつなげる。

時間が無くとも、余裕を無くしたら駄目ですね。
「忙」しいという漢字も、心を亡くすと書きますから。
エッセイも、余裕を持って書きたいものです。
・・・と書きつつ、今日のエッセイも、どうも締まりません。

漢字の話で思い出しましたが、「傘下」を「カサカ」と読んでしまい、
先日、社長に失笑にされてしまいました。
お恥ずかしい限りです。
あれはちょうど徹夜明けの朝だったのだと、
今更ながら大いに言い訳をしておきます。

今、葬祭ディレクター技能審査の対策に勤しんでいることもありますので、
最後に一言。
受験される皆様、体調管理にはご自愛ください。
また、実技試験の司会では、漢字の読み間違いにご注意してください。
「大字」は「オウジ」ではありません。
「促す」は「ウナガス」です。
余裕を無くすと、普段は読み間違えないような漢字も、
ミスしてしまうものですからね…。

そういえば、先日、サッカーの長友選手が、
「心に余裕を持つためには、人に感謝すること」
と言っていました。
人に感謝できるという事は、それだけ周りが見えている証拠ということです。
なるほどな、と思います。

それでは、受験日まで頑張りましょう。
・・・でも、時には息抜きを。
恒例の約束の夏は、第58話です。