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2011年07月20日

葬祭ディレクター技能審査1級受験対策in神奈川 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

毎年、神奈川県の平塚市が七夕の頃に行われる講習会である。
今年の「湘南平塚七夕まつり」は自粛ムードで夜は7時で消灯だって
・・・何とも寂しいばかり。
仙台の七夕が例年通りなのに、いやそれ以上なのに、何故?

そもそも何故?湘南平塚で七夕まつりがスタートしたのか。
その来歴を調べると、平塚にあった海軍の火薬庫が原因、
第二次世界大戦の空爆で平塚は焼け野原にされ、
その復興イベント・復興まつりとして開催されたというのだ。
だったら、今回も自粛することないのに、復興七夕でいいじゃない・・・不満タラタラ。
因みに関東圏の花火大会も3分の1は自粛だとか・・・。


(向かい合って、司会や接遇の勉強です)

さて、前泊が条件の1級受験コースは中々狭き門。
定員をオーバーすると弾かれることも多く、出たい人が必ず参加できるわけじゃない。
前日から次々と宿泊棟に受講生が集まり、その数32名。
これから二日間の日程で講座がスタートする。
青森から広島まで全国津々浦々といったところか。
他の講習会でご一緒する人も多く懐かしい感覚で
「お久しぶり、元気ですか」と声を掛けながら近況報告など。
それでも最近のこの講座の難しさは知れ渡っているらしく、皆さんお顔が一様に厳しい。


(模擬テスト中です)

今年1級の受験者だが、弊社作成のオリジナル2級学科模擬試験でさえ合格しない。
昨年の場合もそうだったが、受験予定者だった皆さんは
「難しい問題ばかり作りやがって・・・」と影では言っていたものだ。
ところが本番の試験では、「えー、もっと難しい問題だったよ」との感想。
そんなこと「今頃言われても、どうしようもない・・・」
と言うことで、今年は真剣に取り組んでくれそうだ・・・が・・・
いかんせん、実技とはあまり関係のないところまで突っ込んでくる設問に辟易。
作る方としても本当は困っている。
だって、新興宗教が2問ほどは出るし、
実際の比率と違ってキリスト教や神道の出題比率が大幅に高い。
法律や制度の部門では、刑法、民法、相続税法など多数出題される。
それでいて、司会、幕張はそれなりに厳しく・・・んー苦しいなあ。


(幕張の様子)

2日間、合格へ向けてのコツを徹底的に話したつもり。
何故なら、例え最低の合格点であっても、合格することが目的だから。
そのことで、決して司会が巧くなったとは思わないけど、
そのための講座は別に準備してあるから、私も割り切って教えている。
全員が合格できれば有り難いけど・・・
これからの2か月間、頑張ってください!
2日間、大変お疲れ様でございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年07月20日 08:30

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