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2011年07月05日

赤ちゃんと葬儀会館(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

子供が生まれてから2カ月半が経ちまして、
お陰さまで順調に育っております。
体重は、3335g から凡そ 7kg になりました。
まだ首も座っていないのに、生まれてから2倍も大きくなったのかと、
成長の速さにただただ驚いてます。
また、今まで「泣く」か「普通」かの2パターンの表情だったのが、
最近「笑う」が加わるようになりました。
お風呂に入れてあげると「あうー」と言います。
これは「あ(りがと)うー」と言っているに違いないと確信しております。
自然に御礼や挨拶が言えるような子に、育てたいですね。

先日、ベビーカーを押して子供と近所のデパートに行きました。
そのデパートにはベビー商品売り場があるので、
授乳室やベビーシートが完備してあります。
子供が生まれる前までは気にも留めなかったのですが、
授乳室やベビーシートは小さな子のいる家庭では本当に助かります。
ベビーカーごと入れる多目的トイレも、ありがたいです。

葬儀会館にも、多目的トイレを設備している会館があります。
小さな子供のいる家庭では、大変ありがたい設備ですが、
ホームページ等をみても、それほどアピールされていないのではないかと思います。
また、「多目的トイレを完備」というだけでなく、
「赤ちゃん連れの方や車イスの方にも、不自由が少ない会館です」
など具体的な表記にしてみると、より良いイメージが伝わりそうです。

数年前は、「バリアフリー」に基づく葬儀会館の設計が、
一つの売り文句になっていたと思います。
今では、ユニバーサルデザイン(UD)でしょうか。
障害や年齢、性別に関係なく、全ての人が等しく利用できる設計。
多目的トイレもユニバーサルデザインの一つだと思いますが、
健常者は、逆に入りずらいですよね・・・。
本来の意義でいうユニバーサルデザインになるには、
もう少し時間が必要でしょうか。

赤ちゃんの話に戻ると、多目的トイレでなくても、ベビーシートや授乳室など、
ちいさな子供にやさしい設計というのは見過ごされがちかもしれません。
遺族控え室が、そういった役割を担っているのかな。
亡くなられた方から新しい命につなぐという意味でも、
葬儀会館が赤ちゃんに優しいというのは、悪くないと思います。

さて、約束の夏は、今日で最終回です。
ドラマは終われど、現実はいよいよ夏と言う感じです。


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年07月05日 08:06

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