女性が強いということで言えば、
就職に関しても、今年は女性の就職率が男性より高かったようです。
読売新聞によると、今春卒業した大学生のうち、
正社員など正規雇用で就職した割合は、
女子が66.4%で男子の57.7%を8.7ポイント上回っていたそうです。
新入社員の国際競争に加え、われら日本男児にとっては、
頑張らねばならない社会状況になってきましたね。
葬祭業界でも、女性優位の状況になって久しいです。
会館葬儀になって、体力仕事から細やかなサービス業へ変わりました。
女性の方が「よく気がつく」「配慮できる」と言われますが、
そもそも生まれ持った母性的な雰囲気、優しい雰囲気が、
葬儀のような繊細なサービス業にプラスに働いている気もします。
・・・今や、体力勝負でも、男性は女性に負けそうですが。
フューネラルビジネスフェアでも、女性が活き活きしている様子でしたからね。
女性は正道を闊歩して、男性は端を奥ゆかしく歩んでいたような・・・。
今や、本格的に男性も「主夫」を考える時代なのかもしれません。
数年前は、「ジェンダー」「ジェンダーフリー」といって、
男性と女性の社会的・文化的な性のありようの見直しや、
そこから生まれる不平等を無くそうといった活動がありました。
「ジェンダー」とは、例えば、
・男は外で働き、女は家を守る。
・女性は化粧をし、男性はしない。
・男はズボン、女はスカート。
・男は青、女は赤
などといった考え方・・・と、今更ながら書き連ねてみて、
そのほとんどが障壁が無くなってきていることに気が付きました。
今やジェンダーなんて声高に言う人は、いないですからね。
女性強し。
男性が弱くなったのではなくて、
女性が強くなってきたのでしょう。
強くなるように、女性は変化することができた。
男性は、「今まで通り」で良かったから、なかなか変化出来なかったのでしょう。
進化論ではないですが、変わることができない生き物は、
衰退していくのみです。
男性も、変化しなければならない時期が来ているかもしれません。