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2011年08月25日

フジテレビの偏向放送に対するデモ(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先週の日曜日に、フジテレビ前で大規模なデモ行進が行われました。
インターネットを中心に呼び掛けて、数千人規模のデモになったのは、
日本では初めてのことではないでしょうか。
偏向報道自体にはあまり興味が無いですが(テレビをあまり見ないので)、
インターネットのメディア影響力が大きくなっていることは、
改めて強く感じさせられました。

配信されていたデモ映像で気になったことは、
映像に日本国旗があっちこっちに散見されたことです。
韓国よりの偏向報道に対するデモだったため、
日本国旗を立てる演出だったのかもしれませんが・・・。
あまりに国旗の数が多いので、右翼っぽい雰囲気もあったと思います。
実際、街宣車も来ていたそうです。
偏向報道自体から議論が外れ、ナショナリズム的な高揚が便乗し、
右翼的な印象の方が強く残った雰囲気がありました。
その意味では、デモの目的が少しボヤけたデモの印象でもありました。

それでも、インターネットからの呼びかけで数千人の一般市民が集まり、
一つの纏まった行動をしようとするのですからスゴイことです。
6月の新宿の脱原発デモも、主催者発表で2万人が参加したそうですから、
こういう集団で意思を示すような活動が、
起きやすい状況になってきているかもしれません。
またインターネットがキッカケという点が、今回のデモ活動の特徴だと思います。

少し前までは、インターネット上でのコミュニケーションと、
リアルな世界でのコミュニケーションを多くの人が使い分けていました。
もう今は、インターネットが生活に根付いて、
インターネットと日常生活が融合した状況であり、そういう壁は無いのでしょう。
少し前までは、インターネット上での買い物すら懐疑的でしたからね。
今は全く不安なく、楽天やアマゾンが利用されています。時代の流れは早い。

インターネットで生まれる「横のつながり」も軽視できないですね。
現在の葬儀を考える上では、家族や親戚のつながりが基軸とした、
リアルな世界(葬儀会館など)での弔いが中心ですが、
インターネット上のつながりに対する新しい弔いの形が、
いずれ求められるのではないかとも思います。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年08月25日 08:03

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